一体いくらになるんだ…トヨタ新型GRカローラが早くも競売に出品!おそらく世界で一番目の個体だと思うが、最も安価なグレードでも約1,000万円の可能性も?

アメリカでは少しずつ納車が進んでいるようだが、正規ディーラーではプレミア価値付で販売しているところ

2022年12月に日本国内でも発表&抽選を開始したトヨタ新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)。

日本市場向けに関しては、スタンダードグレードのRZが抽選限定500台のみ、5ドア&2シーターのハードコアグレードのモリゾウエディション(MORIZO Edition)が抽選限定70台のみとのことで、かなり希少なホットハッチスポーツカーになることは確実。

一方でアメリカ市場においては、エントリーグレードとなるCore Editionを始め、中間グレードのCircuit Edition、そして最上位ハードコアグレードのMORIZO Editionの3グレードが販売されているのですが、既にトヨタ正規ディーラーではマークアップ(プレミア価値)付の高額値で販売している状況です。

そして今回、遂に新型GRカローラがアメリカのオンラインオークションサイトcars&bidsにて出品されていることが明らかとなりました。


走行距離は僅か300kmほど、納車されて1ヶ月も経過せずにオークションに出品へ

こちらが今回、海外オンラインオークションサイトcars&bidsにて出品されている新型GRカローラ。

グレードとしてはエントリータイプのCore Editionであることが確認でき、ボディカラーはアイスキャップホワイト、走行距離は僅か304km(189マイル)であることから、おそらくユーザーに納車されてから軽く街乗り走行してすぐに出品した可能性が高そう。

登録時期としては2022年12月16日なので、オーナーに納車されて1ヶ月も経過しないうちに売却ということになりますが、アメリカメーカーでは(法的拘束力は無いにしても)「輸出・転売しない」旨にサインを求めるような誓約書・同意書のフォーマットは無かったのか気になるところです。

今回出品されているGRカローラCore Editionの装備内容を見ていきましょう。

おそらく世界で一番最初にオークションに出品された車両である可能性が高そうですが、果たしてどれほどの価格帯にて落札されるのか気になる所ですね。

◇パフォーマンスパッケージ
・前後トルセンリミテッドスリップデフ(LSD)
・GRロゴ入りレッドブレーキキャリパー

◇コールドウェザーパッケージ
・フロントシートヒーター
・ステアリングヒーター

◇テクノロジーパッケージ
・プレミアムディスプレイオーディオ
・アンプ付きJBL 8スピーカーサウンドシステム
・Qi対応のワイヤレススマートフォン充電

◇18インチホイール

◇GR専用ボディキット&エンブレム

◇LEDエクステリア照明

◇トリプルエキゾーストパイプ

◇レザートリム

◇フロントスポーツシート

◇分割可倒式リアシート

◇本革巻きステアリングホイール

◇デジタルインストルメントクラスター

◇スタイリングパッケージ専用シフトノブ

◇インフォテインメントシステム用8インチディスプレイ

◇AndroidAuto/AppleCarPlay

◇Toyota Safety Sense 3.0ドライビングエイドスイート

GRカローラにはミシュラン製パイロットスポーツ4を装着

足もとのホイールはシングルスポークタイプのブラック塗装仕上げで、タイヤ銘柄はミシュラン製パイロットスポーツ4(Michelin Pilot Sport 4)を装着。

最近ではスポーツモデルだけでなく、SUV系(ホンダ・ヴェゼル)やセダン系(新型クラウンセダン)でもミシュランタイヤを標準装備する例が増えていますね。

ブレーキローターはドリルド式ではなくスリットタイプでスポーティー。

社外製ワイドボディキットのような強烈なワイド感

こちらはリヤエンド。

改めてこうして見るとリヤフェンダーとロアバンパーの張り出しが強烈。

社外製ワイドボディキットを装着しているかのような過激さですが、改めてこのご時世にノンハイブリッド&6速MTスポーツカーを販売してくれたトヨタには感謝。

マフラーも純正とは思えない両サイド2+センター1本出しのトリプルエキゾーストシステムを採用し、フィン付のリヤディフューザーもアグレッシブ。

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