【価格は日本円で約303万円から】(豪)日産がフルモデルチェンジ版・新型キャシュカイを発表・発売へ!まずは1.3リッターターボで勝負…日本での市販化の可能性は?

内外装デザイン公開から半年かけてようやく発売へ!

2021年5月に欧州市場向けとして発表された日産のフルモデルチェンジ版・新型キャシュカイ(Nissan New Qashqai)。

日本市場ではデュアリス(Dualis)としてラインナップされていたコンパクトSUVですが、いよいよこのモデルがオーストラリア市場向けに展開されました。

2023年1月12日の公式プレスリリースでも公表されている通り、内外装デザインの公式画像が公開されたのは2022年中頃でしたから、ようやく量産モデルの発売時期が明らかになったのも半年近くが経過してからになります。

ちなみにオーストラリア市場向けでは、e-POWERはラインナップされず、まずはダウンサイジンググレードの排気量1.3L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルから発売されます。


オーストラリア市場向けは、全7グレードをラインナップ

こちらが、今回発表されたオーストラリア市場向け新型キャシュカイ。

基本的な内外装デザインは欧州市場向けと同じで、Vモーショングリルと水平基調のLEDヘッドライト、釣り目タイプのLEDデイタイムランニングライトも共通。

グレード構成としては、以下の通り7グレードを展開し、基本的には前輪駆動[2WD]のみのラインナップとなります。

◇ST

◇ST+

◇ST+ with two-tone paint

◇ST-L

◇ST-L with two-tone paint

◇Ti

◇Ti with two-tone paint

上のグレード構成にもある通り、STグレード以外はモノトーンカラーと2トーンカラーから選択が可能ということに。

新型キャシュカイのエントリーグレードSTの主要装備をチェック

ここからは、新型キャシュカイのグレード別主要装備をチェックしていきましょう。

まずはエントリーグレードSTの主要装備からチェックしていきましょう。

【エントリーグレードSTの主要装備一覧】

◇排気量1.3L 直列4気筒ターボガソリンエンジン(最高出力147hp/最大トルク250Nm)

◇パドルシフター

◇ドライビングモード(STANDARD/ECO/SPORT)

◇エクストロニックCVTトランスミッション

◇17インチアルミホイール

◇新生日産エンブレム

◇マルチリンクリアサスペンション

◇オートマチックハイビームアシスト付きLEDヘッドライト

◇LEDデイタイムランニングライト

◇シャークフィンアンテナ

◇リアスポイラー

◇電動パーキングブレーキ&オートホールド

◇プッシュボタン式エンジンスタート

◇インテリジェントキー

◇インテリジェントクルーズコントロール

◇ヒーター付き自動格納式ドアミラー

◇USBポートType-A & Type-C(フロント2個、リア2個)

◇リアエアベント

◇アイドリングストップ/スタート

◇パワーランバーサポート付き6way式手動調整シート(運転席)

◇Android Auto/Apple CarPlayを備えた8インチタッチスクリーンディスプレイ

◇DAB+デジタルラジオ、音声コマンドを備えた6インチスピーカーオーディオ

◇7インチTFTアドバンスドドライブ・アシストディスプレイ・インストルメントクラスター

◇リアカメラ&パーキングセンサー、予測進路表示付き

◇ニッサンインテリジェントモビリティスイート
・前方衝突警告
・ジャンクションアシスト(歩行者/サイクリスト検出付きインテリジェント緊急ブレーキ)
・ブラインドスポット警告
・インテリジェントブラインドスポット警告
・車線逸脱警告
・インテリジェント車線警告
・交通標識認識
・インテリジェントリア自動ブレーキ
・リアクロストラフィックアラート
・インテリジェントドライバーアラート
・アクティブスピードリミッター
・リアシート/ドアアラート

◇タイヤ空気圧モニタリングシステム

◇前席間ファーサイドセンターエアバッグ(計7エアバッグ)

以上がエントリーグレードSTとなりますが、このグレードになるとセンターナビゲーションディスプレイは8インチが標準となり、運転席のインストルメントクラスターは7インチ液晶+LCDのハイブリッドが設定されるようです(ノートに近いレイアウトなのかも)。

2ページ目:ST+/ST-L/Tiのグレード別主要装備や価格帯は?