マツダとスバルが2023年1月「1回目」となる工場出荷目途一覧を更新!マツダは全体の75%に出荷時期の変更アリ…スバルは新型レックス/レガシィアウトバックが最も長納期化しているようだ
マツダやスバルも少しずつ部品供給不足や半導体不足で遅れ傾向になってきた?
トヨタやレクサス、ホンダなどが定期的に更新している工場出荷目途一覧ですが、今回はマツダとスバルが2023年1月「1回目」の工場出荷目途一覧を更新しています。
両メーカー共に、トヨタやホンダのように「半年以上」「1年以上」といったスーパーカー並みの長納期状態ではないものの、一部の車種に限り「半年近く」の出荷目途・納期になっているものもあるようです。
具体的にどのようなモデルが遅れ傾向にあるのか、前回の2022年12月からどの程度遅れているのかチェックしていきましょう。
2023年1月「1回目」の工場出荷目途一覧はこうなっている
早速、マツダ製品ラインナップの2023年1月13日時点での「1回目」となる工場出荷目途一覧をチェックしていきましょう。
2022年12月16日から変更された部分は太字にて変更しています。
なおここで注意してほしいのは、工場出荷目途というのは「販売店で新車を注文 → メーカーで生産・工場出荷」するまでの目途のことを意味していて、そのあとの納期「販売店に輸送 → ナンバー登録手続き → 販売店でのオプション装着・点検・納車準備 → 顧客に納車」は含まれていないため、参考として「工場出荷目途+1か月」が納期と考えた方が良いかもしれないですね。
【2023年1月13日に注文した場合の既存ラインナップ工場出荷目途一覧】
◇CX-3/全グレード/工場出荷時期の目途:4ヶ月程度 → 4~5か月程度
◇CX-30/全グレード/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 2~3か月程度
◇MX-30/e-SKYACTIV G 2.0/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 2~3か月程度
◇MX-30/e-SKYACTIV/工場出荷時期の目途:4~5ヶ月程度 → 5~6か月程度
◇CX-5/全グレード/工場出荷時期の目途:3ヶ月程度
◇CX-60/SKYACTIV-G 2.5/工場出荷時期の目途:4~5ヶ月程度 → 4か月程度
◇CX-60/SKYACTIV-D 3.3/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 2~3か月程度
◇CX-60/e-SKYACTIV D 3.3/工場出荷時期の目途:1~2ヶ月程度 → 2~3か月程度
◇CX-60/e-SKYACTIV D 3.3 Premium Sports/工場出荷時期の目途:4ヶ月程度 → 3~4か月程度
◇CX-60/e-SKYACTIV PHEV/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 4か月程度
◇CX-8/全グレード/工場出荷時期の目途:2~3ヶ月程度 → 3~4か月程度
◇MAZDA2/全グレード/工場出荷時期の目途:詳しくは販売店にお問合せください
◇MAZDA3/全グレード/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 3か月程度
◇MAZDA6/全グレード/工場出荷時期の目途:2ヶ月程度 → 4~5か月程度
◇ROADSTER/全グレード/工場出荷時期の目途:2~3ヶ月程度
◇ROADSTER RF/全グレード/工場出荷時期の目途:4~5ヶ月程度
via:MAZDA
以上が、2023年1月13日付けで更新された工場出荷目途一覧となりますが、全16車種中12車種(75%)の工場出荷目途が変更されていることが確認でき、更に工場出荷目途が変更された内の10車種(80%以上)が遅れ傾向になっていることが確認できますね。
とはいえ、トヨタやホンダ、レクサスなどのように「納期半年以上」「納期1年以上」といった長納期モデルはなく(一部半年近くに迫っているものはありますが…)、特にマツダの主要モデルともいえるCX-60に関しては、グレードによってバラつきはあるものの、最短で2か月で出荷というのもありますから、まだ他メーカーに比べると早い方なのかもしれませんね。