フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で冬の終わりのワインディングロードへ。シートヒーターは非搭載だが、運転でテンションがハイになるため不要だった件

歩道に雪も少し残っているが、天気も良かったので気分転換も兼ねて久々に走らせてきた

2022年10月に私に納車されて3か月以上が経過しているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

冬場に入ってからは中々走らせる機会も少なく、最近では豪雪の影響で全く走れなかったものの、晴れと雨の繰り返しにより雪も概ね解けてきたので、公道にて走らせるには絶好のタイミング。

しかも久々の外気温10度超えで、路面もほぼドライな状態でしたから、片道 約30kmとそこまで距離は長く無いですがワインディングロードにて走らせてきました。

まだまだ納車も少なければ、公道にて目撃する頻度も少ないため、周りからの注目度は非常に高いシビックタイプR(FL5)。

普段見慣れた景色でも、6速MTのスポーツカーで走らせるだけでテンションも全く違ってきますし、何よりも運転していて「楽しい」と思えるのが一番の醍醐味だと思います。


新型シビックタイプR(FL5)にはシートヒーターは搭載されていないが、そんなものは要らなかった件

早速シビックタイプR(FL5)にて、冬場の一般道の大通りやワインディングを走らせて行きますが、今回走らせて一番の発見は、エアコン以外のヒーター系は特に必要ないということ。

これはあくまでも人によりけりなので、私自身が感じた感想になってしまいますが、何気ない公道でもシフトをガチャガチャしつつ、排気量2.0L 直列4気筒VTECターボの官能的なサウンドを堪能していると、その走りだけでテンションがハイになってしまい、気が付くと体も少し熱くなっているんですね。

車に乗るまでは、晴れてるとはいえ肌寒いな…と思いながらも、運転して10分後ぐらいには、エアコンもつけずサイドウィンドウを少し開けている状態に。

仮にシビックタイプR(FL5)にシートヒーターが搭載されていて、ハイテンションの状態でシートヒーターをONにしていたらもっと汗をかいていたかもしれません。

それぐらいシビックタイプR(FL5)は、ドライバーの感情を高く”その気に”させてくれますし、大通りやワインディングロードでも、周りの流れに合わせたドライビングであっても「楽しい」と感じさせてくれるため、むしろ走りを楽しむために快適装備を最小限に抑えているところは「全神経をドライビング集中してほしい」という狙いがあったのかもしれませんね。

もちろん、速度が出そうな場面でも周りの流れを乱さないように走るだけでも楽しいですし、パドルシフトとは異なる軽快なシフトフィールと、適度な踏み込みによるクラッチ操作が合わさることで、従来のAT/CVTモデルでは得られないような刺激と、回転と速度を体感しながらシフト調整するという車との対話は、MTモデルだからこそダイレクトに感じれる機能の一つなのかもしれません。

ドライな路面とはいえ、塩カルも残っているため足もとは汚れ気味に

約30kmほど走らせて目的地に到着してからボディ周りを見ていくと、雪解けで少し濡れた路面を走行した際にボディには水滴が付着し、更に道路には塩カルが撒かれているため、水滴も合わさって付着したことで、ボディだけでなく足もとの鋳造ホイールも汚れ気味に。

少し近づいてみるとこんな感じ。

ホイールリムには確かに塩カルとミネラルが大量に付着していますし、何よりも久々にタイプRを動かしたため、ブレーキディスクの錆が削れたときにホイールの内側には錆びと水分が合わさって付着しているのも確認できますね。

結構汚れたなぁ…この後自宅に到着してから足もとを中心に手洗いしましたが、鉄粉除去も含めて手洗いしていかないと汚れが落ちなかったものの、スポーク自体はシンプルで本数も少ないため、手洗いする際はマルチスポークに比べて楽な印象です。

ボディサイドに付着した水滴だけでなく、フロントフェンダーのエアガイドの汚れはこんな感じ。

ブログ読者の方々からの問合せが非常に多かったのもこの部分で、ワインディングや冬道を走らせたときにエアガイドの汚れはどの程度付着するのか?という質問が多く、走らせる道にもよりますが、特に雪解けでハーフウェットな路面だと、砂埃も含めて汚れは結構目立つかもしれませんね。

2ページ目:新型シビックタイプR(FL5)でワインディングを走らせた時の実燃費はどれぐらい?