実際どうなん?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタが納車されて4か月が経過!改めて電動パーキング&オートブレーキホールドの必要性について考えてみる

新型シエンタの満足度はとても高く、2022年に購入したモデルの中でも上位クラスだと考えている

2022年10月に私に納車されて4か月が経過したトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ハイブリッドZ・2列5人乗り[2WD]。

冬場もスタッドレスタイヤを履かせてほぼ毎日活用しているため、走行距離も4,000kmを突破し、冬場での実燃費は24km/L付近、満タン法だと約800kmほど走らせることが可能なため、走行距離の割に給油頻度も少なくとても楽な一台です。

個人的には非常に満足度の高い一台で、メインで活用している妻も「コンパクトなサイズ感で狭い道も問題なく走れる」とのことから(子供の習い事の場所が狭い道の通り沿いにあるため)、この辺りで5ナンバーコンパクトミニバンの良さが活かされているのだと感じます。

そんなシエンタですが、実際に納車されて4か月が経過し、走行距離4,000km超えてからのインプレッションに加え、発売前から何かと批判されていた「あの機能の非搭載」について考えていきたいと思います。


納車されて4か月経過…あと2か月で納車後半年点検を迎えるのか

上述にもある通り、私の新型シエンタが納車されて4か月が経過する一方で、あと2か月で納車後半年点検を迎えることに。

その頃には雪もほぼほぼ解けて落ち着いていると思いますし、半年点検のタイミングに合わせて15インチサマータイヤ&アルミホイールに戻す予定です。

走行距離も4,000kmを突破し、シエンタのサイズ感や走り、使い勝手などもほぼほぼ慣れてきたようにも思いますが、やはりスタッドレスタイヤからサマータイヤに戻すことで乗り心地やロードノイズ、突き上げなどもどのように変化するのかを再度確認できるのも非常に楽しみ。

シエンタはボディサイズがコンパクトな一方、重心位置が低く走りと姿勢の安定性が高いですし、ミドルサイズミニバンの新型ノア/ヴォクシーに比べてねじり剛性も高いため、特に段差などを通過したときの減衰力はシエンタの方が圧倒的に上。

こういった細かいところでの性能差は、実際に両方所有して普段使いしてみないとわからないところでもあるため、満足度の高さも含めて購入して本当に良かったと思う所です。

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新型シエンタは、電動パーキングブレーキ(EPB)&オートブレーキホールド(ABH)が搭載されていないとの批判が多かったが?

続いては、新型シエンタには搭載されていない電動パーキングブレーキ(EPB)&オートブレーキホールド(ABH)について。

本モデルが発表・発売される前、このモデルには足踏み式パーキングブレーキが継続され、EPB&ABHは非採用でしたが、これを理由にSNSでは「購入候補から外れた」「オートブレーキホールド機能の無いクルマは乗る価値が無い」「またコストカットか。これだからトヨタはダメなんだよ」といった批判的な意見が多数見受けられました。

確かに私も、「競合のホンダ・フリードと差別化するためにも、EPB&ABHは必要だったのでは…?」と思ったりもしましたが、様々なモータージャーナリストのYouTube動画を見ていると、シエンタの開発担当者曰く「コストや予算の関係でEPB&ABHを搭載しなかった」との理由があったそうです。

私も正直、この車を購入するかどうかはとても悩みましたが、見た目がキュートで愛嬌があり、何よりも5ナンバーサイズでありながら、後席電動スライドドアもあり、ヤリスクロス(Yaris Cross)などと同じ排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+新世代ハイブリッドシステムで燃費も優れていたため、普段の街乗りから長距離移動までフル活用できるのではないか?という理由で購入。

足踏み式パーキングブレーキの車両は過去にも何台か所有していましたし、私自身は「EPB&ABHが搭載されていないから」という理由で購入の対象から外すということは考えていないため、「実際に所有して乗って見てから考えれば良い」ということで所有し続けてきました。

2ページ目:結局のところ、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドが搭載されていない新型シエンタはどうなの?