遂に来た!トヨタ公式が新型ハリアーやレクサスLS/UXを対象としたメーカーオプションの外付けを採用。ブラインドスポットモニターやF SPORTキャリパー等…更に新型ノア/ヴォクシーの音質も検証してみた

「メーカーオプション=納車後に後付けない」というイメージも変わりつつあるのかもしれない

新車購入する上で注意したいメーカーオプション。

販売店がディーラー入庫後に外付けするタイプのアクセサリーオプション(ディーラーオプション)とは異なり、メーカーオプションはいわば「工場にて生産する際に装着するオプション」になるため、正式にオーダーが確定した時点でオプションを変更することはできません。

特に安全装備関連のメーカーオプションは重要で、購入のときは「予算がオーバーするかもしれないから付けないでおこう」と考えると、納車されてから「やっぱり付けておけば良かった…」という例も少なくないと思うんですね。

そういった方をサポートしてくれるのが、トヨタ/レクサスを対象とした新サービスのKINTO FACTORY(キント・ファクトリー)で、後付けできなかったメーカーオプションを後付けしてくれる便利なサービスとなっています。

すでに複数のモデルを対象に導入していますが、今回は新型ハリアー(Toyota New Harrier)やレクサスLS/UXを対象に新たに導入しています。


今回導入された外付けメーカーオプションは、かなり人気出るだろうな

今回トヨタが導入したサービスを改めてチェックしていくと、本サービスの商品ラインアップとなる「トヨタアップグレードセレクション」に新型ハリアーを、「レクサスアップグレードセレクション」にLSを新たに追加するとともに、UXのアイテムを拡充させています。

具体的にどういったアイテムが追加されたのか見ていきましょう。

新型ハリアーのトヨタアップグレードセレクションは?

まずは新型ハリアーから見ていきましょう。

対象となる外付けオプション追加は、「ブラインドスポットモニター[BSM]」や「パワーバックドア用のハンズフリー機能」。

具体的な対象グレードや価格帯は以下の通りとなっています。

◇商品・アイテム名:ブラインドスポットモニター[BSM]の後付け
・価格:99,000円(税込み)
・対象グレード:G“Leather Package”グレード/Gグレード/Sグレード
・初度登録:2020年6月~2022年10月
・施工対応エリア:大阪、愛知、福岡、千葉、静岡(いずれも2023年2月14日より)、東京(2023年春以降)

◇商品・アイテム名:パワーバックドア用のハンズフリー機能の後付け(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能付)
・価格:33,000円(税込み)
・対象グレード:G“Leather Package”、G
・初度登録:2020年6月~2022年10月
・施工対応エリア:大阪、愛知、福岡、千葉、静岡(いずれも2023年2月14日より)、東京(2023年春以降)

レクサスLSのレクサスアップグレードセレクションは?

続いてレクサスLSで、本モデルではソフトウェアの更新を通じて、アクセル操作時のレスポンスと加速フィーリングをそれぞれ向上させる「POWERTRAIN SOFTWARE UPGRADE」を準備。

ハイブリッド車では、使用頻度が多い走行領域でのバッテリーアシスト量を増加させることで、より余裕のある加速を実現する一方、発進の際のエンジン最高回転数を低めに設定することにより静粛性も向上させるとのこと。

一方でガソリン車では、使用頻度が多い走行領域でのエンジントルクの立ち上がりを高め、加速の際のレスポンスを向上させ、さらにシフトスケジュールを変更し、各ギヤ段で加速できる領域を拡げることで、加速の際のシフトダウン頻度を低減し、余裕のある力強い走りを実現するとのこと。

具体的な対象グレードや価格帯は以下の通りとなっています。

◇商品・アイテム名:POWERTRAIN SOFTWARE UPGRADE
・価格:132,000円~(税込み)
・対象グレード:全グレード
・初度登録:<LS500>2017年12月~2020年9月、<LS500h>2017年10月~2019年8月
・施工対応エリア:大阪、福岡(いずれも2023年2月14日より)、東京(2023年春以降)

2ページ目:何とレクサスUXではF SPORT専用オレンジブレーキキャリパーが装備可能に?!トヨタ新型ノア/ヴォクシーの音質はどうだ?