フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)納車後に初めて父が試乗!初代EK9を所有していた父の一言目の感想は「タイプRってこんなデカかったっけ?」
初代シビックタイプR(EK9)を所有していた父からすると、現代のタイプRは全くの別物らしい
2022年10月に私に納車されてもうすぐ4か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。
よくよく考えてみると、このモデルが納車されてから一度も私の父は試乗していなかったため、天気の良い日&気温高めのタイミングを狙ってドライブへと誘うことに。
父も仕事の関係で中々タイミングが合わなかったため、気が付くと4か月近くが経過してしまったわけですが、父もやはり新型の存在が気になっていたそうで、その理由も昔初代EK9を所有していたから。
昔の5ナンバー&3ドアハッチバックスタイルで、排気量1.6L B16B型直列4気筒VTEC自然吸気エンジン+5速MTのイメージがずっと強かった父からすると、新型FL5は全くの別物。
早速、父から見たシビックタイプR(FL5)の内外装と試乗の感想をまとめていきたいと思います。
サイズ感からいきなり驚かされることに
まずは外観のファーストインプレッションから。
父がシビックタイプR(FL5)の外観を見ての最初の一言目は…
父:「えっ、タイプRってこんなにデカかったっけ?」
私:「そうなんですよ…全長4,595mm×全幅1,890mm×全高1,405mmあります」
父:「デッカ!父さんが知ってるタイプRは初代EK9だけだから、全幅1,700mmもなかったし、あの小ささが良かった」
私:「昔のタイプRを知ってる人からすると、何だこんなに大きくなったの?と疑問に思うのは自然ですよね…」
父:「タイプRってやっぱり今でもミッション(MT)なの?」
私:「そうですよ!MT初心者の私でもエンストせずに運転できてます!」
父:「うちの軽トラ(MT)ずっと乗ってたの知ってるから」
私:「そうでしたね」
父からすると、今のシビックタイプR(FL5)は全くの別物のように感じるそうで、試乗する前に「ぶつけないかなぁ…」と心配になっていましたが、大型トラック&MT仕様やスクールバス&MT仕様を運転できるだけのスキルを持ち合わせているので、唯一タイプRで気になるのはフロントノーズの長さぐらい。
普段の通勤では。ダイハツ新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)や軽トラといったノーズ短めの車を運転することが多いため、最初の感覚を掴むのに少し時間を要するぐらいでしょうか。
あとは、その見た目のアグレッシブさやパワートレインにも驚いていたのが印象的で…
父:「父さんが知ってるタイプRは丸目のような目つきで、ここまで黒や赤のアクセントは無かったな」
私:「2代目、3代目へと変わるにつれて、タイプRの印象も変化し、パワートレインも更にアップデートされましたからね」
父:「このクルマのエンジンは?」
私:「2リッターの直4VTECターボですよ。出力は330psで、トルクは420Nm。レッドゾーン7,000rpmまでキッチリ回せます」
父:「公道では必要ないスペックやな…見た感じサーキット向け?」
私:「そんな感じです」
父:「どんな感じ?」
私:「・・・」
父から見て新型シビックタイプR(FL5)は改造車に見えたらしい
続いて内装を見ていきましょう。
内装も近年のホンダの新型車にて見られる水平基調をイメージしたコックピットが主流になっていて、フル液晶メーターやフローティングタイプの9インチディスプレイオーディオに違和感を感じる父。
父:「外観だけじゃなく内装も変わったなぁ」
私:「最近のホンダの内装に見慣れているのもあって、タイプRの内装もすぐに慣れましたよ」
父:「ってか、このクルマって純正なの?ウィングはさすがに改造してるよね?」
私:「いえ、全て純正フルノーマルですよ。ウィングも標準装備です。細部に純正のディーラーオプション追加してるぐらいで、社外パーツは全くです。」
父:「凄いな…父さんも昔はいっぱい改造した記憶はあるけど、今の車は改造しなくても十分凄いんだな」
私:「今の今まで改造車だと思ってたんですね…改造しなくても満足度高いから、純正のままで乗っていこうと思ってます」
父:「その前にすぐ売るなよ」
私:「はい」