リークされたフルモデルチェンジ版・トヨタ新型アルファード(40系)の細部をチェック!ほぼレクサス新型NX/RX風のレイアウトで、アドバンスドドライブも装備

2023-03-09

なお新型アルファード/ヴェルファイアの発売時期が2023年6月7日との噂も

2023年5月~6月に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

前回のブログにて、中国でのスタッフ向け研修(製品勉強会?)/プレスカンファレンスと思わしき動画が中国版TikTokの抖音(ドウイン/douyin)にてリークされ大きな話題となりました。

リーク動画で明らかになったのは、新型アルファードのリヤテールランプ周りと内装で、特にテールランプ周りは先代20系を彷彿とさせるものがあり、懐かしさのなかにOLED風テールランプを採用することで近未来的な演出に。

今回は、リークされた動画をもとに、アルファード/ヴェルファイアにはどういった機能が装備されるのか?を見ていきたいと思います。


新型アルファード/ヴェルファイアにはタッチトレーサーオペレーションを採用?

まずは前回のブログでも少しだけ触れたタッチトレーサーオペレーション(上の画像の赤丸部分)。
※douyin ID:@LSZ_TYEより引用

レクサス新型NX/RXにも採用されているTAZUNA Conceptの一つで、ドライバーが触れているステアリングスイッチの位置を検出し、カラーヘッドアップディスプレイに操作ガイドを表示する先進機能です。

手元を見ることなく、前を見ながら直感的に操作できるというもので、カラーヘッドアップディスプレイのボタン配置はカスタマイズ可能なわけですが、ここで一つ気になったのが、ドライブモードスイッチらしきものが確認できないということ。

レクサス新型RX同様に、ドライブモード変更もタッチトレーサーにて操作?

動画ではセンターコンソール周りの一部しか公開されていないため、もしかするとセンターシフトよりも奥にドライブモードスイッチもしくはダイヤルなどが搭載されている可能性も考えられますが、仮にスイッチ類が搭載されていない場合、新型RXと同じタッチトレーサーでのモード切替ということも考えられそうですね。

タッチトレーサーでのモード切替は、レクサスユーザーを含め多くの方がネガティブに捉えているポイントで、「物理スイッチやダイヤルなどで切り替えないと気分が乗らない」「タッチトレーサーだと押し間違いも多そうだし、切り替えた感が得られない」などの意見もあります。

新型アルファード/ヴェルファイアにはトヨタチームメイト・アドバンスドドライブが設定される?

続いては、上の画像の赤矢印にもある通り、ステアリング後ろにトヨタチームメイト・アドバンスドドライブの監視システムが設けられていることが確認できます。

トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)/クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)/レクサスNX/RXでも採用されている先進機能の一つ。

この機能は、自動車専用道路での運転において、渋滞時(0km/h〜約40km/h)にレーダークルーズコントロール及びレーントレーシングアシスト作動中にドライバーが前を向いているなど一定の条件を満たすとシステムが作動するというもの。

認知、判断、操作を支援することで、ドライバーは渋滞時の疲労の軽減が可能となり、より周囲に注意を払った安全運転が可能になりますが、当然のことながら、トヨタのフラッグシップミニバンともなれば、グレードによって標準装備もしくはメーカーオプションとしてラインナップされることは間違いないでしょうね。

USBポートの配置はほぼレクサス新型RXと同じ

続いてはUSBポートのレイアウト。

上の画像の赤丸に有る通り、USB Type-Cと思われる2ポートがエアコンのベンチレーションの下部に設けられているが確認できます。

その上部にある14インチと思われる巨大ディスプレイオーディオ含め、デザインレイアウトはまさにレクサス新型RXとほぼ同じ。

ちなみにこちらが、レクサス新型RXのUSBポート。

Type-Cが2口設けられていることに加え、その下部のスライドトレイのをオープンすると、その中にもシガーソケットやUSB Type-A/Type-Cポートが設けられていますが、新型アルファード/ヴェルファイアでも同様のギミックが採用されているのか気になるところですね。

2ページ目:新型アルファード/ヴェルファイアにはパドルシフトが装備される?ムーンルーフはあのモデルに似ている?