まさかのホンダ公式!フルモデルチェンジ版・新型CR-VをV6ハイブリッド&800馬力のインディカー仕様へと魔改造してみた。巨大リヤウィングとバタフライドアの存在感は強烈

(続き)ホンダ新型CR-Vハイブリッド・インディカーをチェックしていこう

引き続き、ホンダ新型CR-Vハイブリッド・インディカーを見ていきましょう。

ホイールについては、2Elle Engineeringのフロント20インチ×10.5J、リヤ20インチ×11Jのツーピースアルミホイールを装着。

タイヤは、Firestone Firehawk Indy 500 Ultra-High Performanceサマータイヤを装着しています。

まさに技術のホンダを結集させたハイパフォーマンスインディカーですが、ベルトラインから上に関しては、市販モデルの新型CR-Vハイブリッドをベースにしているのも驚き。

つまり、サンルーフまで装備されていて、トップはクロモリ鋼管シャーシにマウントされ、ボディの下半分はカーボンコンポジットで作られているため、シャシー剛性は大幅に向上。

一方、巨大なフロントスプリッターやルーバー付きフレアフェンダー、巨大なリア ウイングは、CR-Vハイブリッドが地面に張り付いた状態をキープするためにダウンフォース量を発生するための空力向上パーツ。

そして、さきほど少しだけ触れたバタフライハーフカットドアは、ドライバーが乗降りし易いように改良しているそうです。

今回のモデルについて、アメリカンホンダのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターであるデイブ・マレック氏は、「このプロジェクトは。CR-Vをそのまま維持し、インディカーを示すパーツを使用して真剣な姿勢を追加するというものになりました」と述べていて、加えて 「それから、DTMや日本のスーパーGTカーを念頭に置いて領域を操作して、箱から出してすぐにモデルカーを作ることは決してなかった私の子供時代に戻りました. 私は基本的に3Dでアイデアをモックアップし、素晴らしいデジタルモデラーがそれを機能させた」と語っています。


内装もかなりスパルタン!今後はアメリカのインディカーイベントにも参加予定

内装ももちろんスパルタンで、軽量化の対目の余計なものは一切排除。

ちなみに、HPDによってイメージおよび設計されたこのモデルは、ホンダの北米設計部門の協力を得て、オハイオ州のホンダ開発センターでホンダオブアメリカレーシングチームによって製造されたため、イメージレンダリングではなく実際に存在する車両。

そして、ホンダCR-Vハイブリッド レーサーは、アメリカ・フロリダ州サンクトペテルブルクのファイアストン・グランプリにて一般公開されることが決定したため、内外装デザインを間近で見ることが可能に。

このイベントは、NTTインディカーシリーズの2023年シーズン開幕戦であり、3月3日から5日まで開催され、その後はさまざまなインディカーイベントでオントラックデモンストレーションを行う予定です。

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Reference:CARSCOOPS