えっ、また?フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴキャンバスやロッキー/トヨタ新型ライズやBMW新型7シリーズにリコール!更に未だ発売されていないスバル新型クロストレックにも不具合?

最悪の場合、エンジンが停止する恐れアリ

ダイハツのフルモデルチェンジ版・新型ムーヴキャンバス(Daihatsu New Move Canbus)やロッキー(New Rocky)、トヨタ新型ライズ(Toyota New RAIZE)の3車種・243台にリコール。

不具合内容としては、ヒューズブロック内のボデー統合制御コンピュータにおいて、コンデンサの製造工程が不適切なため、内部ショートが発生することがあるとのこと。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、ヒューズが溶断して、灯火器が点灯しなくなるとともにエンジンが停止するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は起きておらず、仕入れ先からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数]

[ムーヴキャンバス]
・5BA-LA850S/LA850S-0017387~LA850S-0018514/令和4年12月20日~令和4年12月28日/101台

・5BA-LA850S/LA850S-1009332~LA850S-1010575/令和4年12月22日~令和5年1月14日/22台

・5BA-LA860S/LA860S-0003458~LA860S-0003554/令和4年12月21日~令和4年12月26日/18台

・5BA-LA860S/LA860S-1002045~LA860S-1002050/令和4年12月23日~令和4年12月24日/2台

[ロッキー]
・5AA-A202S/A202S-0017877~A202S-0018194/令和5年1月9日~令和5年1月16日/35台

[トヨタ・ライズ]
・5AA-A202A/A202A-0048642~A202A-0049377/令和5年1月9日~令和5年1月19日/65台

改善措置としては、全車両、ヒューズブロックを良品と交換するリコール作業を実施するとのことです。

ムーヴキャンバスやライズ/ロッキーのリコールはこれで2回目

ちなみに新型ムーヴキャンバスやロッキー/トヨタ・ライズをまとめたリコールは、これで2回目になりますが、

前回1回は2023年2月2日にエアバッグ関連の不具合でリコールを届け出していたため、あれから丁度1か月で2回目。

幸い、今回2回目のリコールは不具合や事故報告も無く、仕入れ先からの情報により未然に防ぐことが出来ていますし、対象台数も243台とダイハツにしてはかなり少ない方ではないかと思います(1回目のリコールのときは32,439台だった)。

2ページ目:発売されたばかりのBMW新型7シリーズや、未だ発売されていないスバル新型クロストレックにも不具合?