フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスの不満!「デジタルインナーミラーに映る後続とのあまりの近さに驚く」「置くだけ充電はカバー付きだと充電できない」等
普段乗りとして活用している一方で、気になるポイントや不満も多数
2023年2月に私に納車されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Z[2WD]。
トヨタディーラー曰く、2023年3月よりユーザー向けの納車が一挙に進むとのことで、おそらく公道にて見かける頻度も増えてくるのではないか?とのこと。
伸びやかなハッチバックボディながらも、全幅1,780mmとBセグメントSUVモデルのヤリスクロス(Yaris Cross, 1,765mm)に近いサイズ感なので、普段の街乗りやマイナーロード、立体駐車場、有料&地下駐車料も問題なく活用できるので、個人的にはかなり重宝している一台です。
そんな新型プリウスですが、実際に普段使いしてみるとちょっと気になるポイントや不満に感じるポイントもいくつかあるため、今回はその一部をご紹介していきたいと思います。
置くだけ充電の発想力は素晴らしいが、薄手のスマホカバーを装着しても充電できないのは何も変わらない
まずは新型プリウスの置くだけ充電から見ていきましょう。
従来の水平置きから、ポケットにはめ込むことにより、走行中でもズレることなく充電できるように改良された置くだけ充電ですが、スマホ用保護カバーを装着すると充電できないのは非常に残念。
これは平置きの置くだけ充電のときから不満に感じていたことなのですが、スマホ背面と保護カバーとのクリアランスが2mm~3mmほどしか無い場合でも、全く充電されないようですし、せっかくの発想が全てを台無しにしている印象です。
ちなみにスマホカバーを外すと、このような形で充電マークに切り替わり問題なく充電することは可能ですが、いちいちスマホカバーを外さなければならないのは面倒。
(スマホカバーを外せば)向きを変えても特に問題なく充電は可能ですし、走行中でも特に位置がズレることも無いので便利だと思いますが、基本的にはiPhoneに限定されるため、Androido系にも対応してほしいところです。
なお参考までに、私がいつもお世話になっているフォトグラファー兼クリエイターのYKTV【photograph】【car】チャンネルさんでもご紹介していただいてるので、少しでも参考になりますと幸いです。
【トヨタ新型プリウスHEVでスマホが充電できない!?【Zグレード】【2WD】】
後席用のUSBポートが設けられていない
続いては後席用のUSBポートが設けられていないこと。
厳密にはセンターコンソール裏側にUSB Type-Cポートが設けられていないため、子供や妻が任天堂スイッチ(Switch)やスマホを使用する際、充電しながら活用することが多いため、そういったユーティリティが無いのは残念。
その代わりとして、AC100V/1,500Wアクセサリーコンセントが装備されていますが、このコンセントからUSBポートに切り替えるための変換器を設ける以外は難しいところ。
ちなみに北米市場向けの新型プリウスは、USB Type-Cポートが全6か所設けられていて、センターコンソール裏にも後席用のUSBが設けられているので、なぜ北米市場向けと日本市場向けとで差別化してしまったのかは疑問。
あとは助手席にシートバックポケットがあるにもかかわらず、なぜ運転席のシートバックにはポケットが無いのか?も気になる所ですね。