フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのちょっとした不満。窓を少し開けて走るとパノラマルーフのサンシェードが「パタパタ‥‥」とうるさ過ぎる他

新型プリウスの完成度は非常に高いが、細かいところで不満に感じるものも

2023年2月に納車されてもうすぐ1か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

本モデルの走りや燃費、ガソリン代、気になるポイント、乗り心地など様々なインプレッション記事を公開してきましたが、今回は普段使いしていてちょっと気になる(不満?)ポイントをいくつかご紹介していきたいと思います。

ちなみにこの新型プリウス、2023年1月10日に発売されてから2か月が経過しますが、訴求グレードで一般販売を受け付けている2.0L HEVで最大1.5年~1.8年ほど、発表のみで未だ発売されていない2.0L PHEVモデルで1.5年~2年の長納期になっているとのこと。
※販売店や販売エリアによって納期が異なる恐れもありますので、あくまでも参考程度に見て頂けますと幸いです

特に2.0L PHEVのメーカーオプションとなるソーラー充電システムを装着した場合は、2023年3月9日に購入・予約した時点で2年以上はかかるとのことですから、今後新型車を購入する上でオプション選びも重要になってくるかと思います。


窓を開けて走行中、パノラマルーフの手動サンシェードが「パタパタ…」と煩い

それではここから、新型プリウスを普段使いしてみて気になる・ちょっと不満に感じているポイントを見ていきましょう。

一つ目は、2.0L HEV Zグレードにてメーカーオプション設定されているパノラマルーフ(手動サンシェード付き)のサンシェードについて。

このサンシェード、おそらく天井中央に向かってロールする構造になっているかと思われますが、上の画像の通り生地が薄過ぎるからなのか、それともサンシェードと天井板との兼ね合いがあるのかは不明ですが、(換気も兼ねて)サイドウィンドウを開けながら走行していると、外からの風がサンシェード付近に入り込み「パタパタパタパタ…」と非常にうるさいんですね。

サンシェードの作りが影響?それとも空力を優先したボディに流れる空気の影響?

サイドウィンドウは、サイドバイザーよりも少し下側にある程度で、そこまでガッツリとオープンにしているわけではないのですが、プリウスのボディスタイルが影響してなのか、空力の関係で風がフロントから上部に向けて勢い良く流れ、その風がダイレクトに手動サンシェードに当たっているのだと推測(あくまでも推測です)。

ちなみにこの頻繁的に起きる「パタパタパタ‥‥」という煩い音ですが、以前私が所有していたトヨタ新型カローラクロス(New Corolla Cross)の電動サンシェードでは一度も起きたことが無かったので(現在所有のレクサス新型NX350h F SPORTの手動シェード付きムーンルーフでも起きたことが無い)、ボディスタイルの影響なのか、それともサンシェードの厚みや構造が影響しているのか気になるところですね。

2ページ目:新型プリウスのメーターデザインは、あまりに殺風景でデザインのバリエーションが少ない