ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)に早くも不具合?盗難の危険性が高まるため、納車後は必ずチェックした方が良いかも

私の新型フェアレディZ(RZ34)ももうすぐ納車されて1か月

2023年2月に私に納車されてもうすぐ1か月が経過する、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]。

ようやく天気も安定してきて、外気温も20度に到達することも多くなりましたが、一方で2023年は花粉が非常に多く、車体が花粉や黄砂などですぐに汚れてしまうレベル。

降雪時に比べたら外出時のリスクは大幅に減りましたが、今後夏に向けて花粉も少なくなり、遠出する頻度も増えてくると思いますから、そのときにフェアレディZ(RZ34)でのロングドライブインプレッションを実施したいところ。

今回は、そんなフェアレディZ(RZ34)にて早くも不具合?らしきものを確認したため、その中身と直す方法をご紹介していきたいと思います。


納車後に必ずチェックしてほしいのが、サッシュレスドアウィンドウ

今回紹介したいポイントが、新型フェアレディZ(RZ34)のサッシュレスドアウィンドウ。

2ドアクーペモデルなどでは多く見られる「窓枠の無いドア」ですが、デザインを優先する一方で、必ず機能しなければならないのが、ドアを開け閉めする際のウィンドウの上下スライド。

つまり、ドアを開ける際にウィンドウが自動で少し下に下がり、ドアを閉めた後に自動でウィンドウが上に上がるというものですが、このような動作を行う理由としては窓の保護が影響しているため。

ドアを閉めた際、サイドウィンドウは車体のカタいゴムに差し込まれて密閉され、これによって水滴や微細な粒子などが入り込むのを防いだり、外から中に手を入れることを防止しています。

もし仮にドアを開けたとき、もしくは閉めた際にウィンドウが車体に差し込まれた状態だと、ウィンドウに力が加わって割れやヒビが生じる恐れもあるんですね。

そういったトラブルを防止するために、ドアを開ける時は少し下に下がり、閉めた後は少し上に上がる仕様になっています。

なぜか助手席側はドアを閉めても「窓が上に上がらない

しかしながら、私のフェアレディZ(RZ34)は、助手席側のドアを開けて少し窓が下に下がったあと、再びドアを閉めると「窓が上に上がらない」ため、これを何度も繰り返していると、どんどん窓が下に下がってしまうんですね。

納車された当初は、この症状に気付かずに地下駐車場の機械式に停めていたわけですが、ふと助手席側を見ると「あれ?何で窓ガラスが下がってるの?」と疑問に思い助手席を開け閉めしていたら、このような症状が起きていることに気付いたんですね。

ちなみに上の画像は、3回ほど開け閉めした際のサイドウィンドウで、1回目だけだとほんのわずかに開いている程度でちょっと気付きづらいところ。

この状態だと、いちいち運転席に戻ってイグニッションONにし、運転席からウィンドウを閉じてキーロックしなければならないので不便ですし、何よりもこの状態でショッピングセンターの立体駐車場や、屋外駐車場に停めていたら盗難の危険性も高まるので注意が必要です。

2ページ目:ドアを閉めたときにサイドウィンドウが上に上がる方法は?