納屋/古きガレージに放置されていたお宝たち!「約20年間放置されたランボルギーニ・カウンタック」「僅か157台しか製造されなかった初期型カウンタック」など

更に希少な初代LP400ペリスコピオが、約20年ぶりに納屋にて発見

先程のアメリカ某所のカウンタックLP500Sも中々に衝撃的でしたが、続いてはフランスの都市ラ・ロシェルにある納屋にて、更に珍しいランボルギーニ・カウンタックが発見されました。

このモデルは、世界で僅か157台のみ製造されたカウンタックLP400ペリスコピオ(Periscopio)で、特徴の一つとして絶望的な後方視界をカバーするために「ペリスコピオ → ペリスコープ=潜望鏡」と呼ばれる後方視界を改善するためのインテリアルームミラーが装備され、更にルーフ中央部に小さなすき間が設けられました。

約20年間放置されていたとはいえ、発見されるまでカバーを被せっぱなしにしていたこともあり、汚れとしてはそこまで悲惨なものではありませんでしたが、おそらくエンジン始動は不可能。

ちなみにこのモデル、157台製造された内の9番目でほぼ最初と更に希少。

ボディカラーも、元々はマローネと呼ばれる栗色にペイントされていましたが、その後オーナーがメタリックシルバーに全塗装し、その上からレッドのストライプを追加するなど、オリジナル感満載となっています。


本当に納屋で放置されていた?かなり珍しいマセラティ・メラクSS

最後は、具体的な時期は不明ながらも長期間納屋にて放置されていたというマセラティ・メラクSS(Maserati Merak)。

画像でもお分かりの通り、どう見ても廃車扱いのボロボロの外観で、とてもレストアすることなど困難なコンディションとなっていますが、そもそも本当に納屋にて放置されていたのか?という疑問も。

ベースとなるボディカラーは確認できるものの、ボディの一部が錆びているのが確認できますし、恐らくプラットフォームも朽ちて損傷しているのではないかと推測。

フロントのホイールカバーが外れた状態で、スチールホイールが丸見えになっていますが、保管状態があまりにも悪かったからなのか錆び錆びに。

そしてリヤホイールはキャップが装着された状態ですが、おそらく中身のスチールもフロント同様に錆び錆びになっていると予想されます。

関連記事