2021年最も注目された納屋で発見されたお宝モデル達!「中東王子が所有していたランボルギーニ・ウラッコ」「約4,000万円ので落札されたWRC仕様のスバル・インプレッサプロドライブ555」

2021年も世界のあらゆる納屋からとんでもないお宝たちが発見された

前回のブログでは、2021年に登場した完成度の高すぎるレプリカモデルたちをご紹介しましたが、今回は同年に納屋にて発見され、最も注目されたお宝モデルたちをまとめて見ていきたいと思います。

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そもそも納屋にて放置されていたスーパーカー/クラシックカー/スポーツカーたちを発見するだけでも凄いことですが、そのお宝たちが放置されるまでの背景も中々に興味深く、数千万円の価値を持つことにも驚き。

早速納屋にて発見されたモデルたちをチェックしていきましょう。


元オーナーは中東王子!アメリカの納屋にてランボルギーニ・ウラッコが発見される

まずいきなり驚かされるのが、アメリカ・テキサス州のとある納屋にて、ランボルギーニが過去に販売した希少なウラッコ(Lamborghini Urraco)が発見されたということ。

このモデルは、ランボルギーニが1974年に製造したV8 NAエンジンを搭載する2+2シーターのGTモデルで、フェラーリ・ディーノ(Ferrari Dino)やマセラティ・メラクなどを競合とした一台でした。

デザインを担当したのは、カウンタック(Countach)/ミウラ(Miura)などを担当したマルチェロ・ガンディーニ氏で、リヤフェンダーが後方に向かって上がっていくようなアーチラインが同氏のデザインアイデンティティの一つになっています。

少し話は変わりますが、ランボルギーニが2021年にカウンタック生誕50周年を記念して発表・発売した新型カウンタックLPI 800-4(New Coutach)も、リヤフェンダーのアーチラインが上に向かっていくデザインになっていて、マルチェロ・ガンディーニ氏のデザイン思想を踏襲しています(但し同氏は、”新型カウンタックの開発には一切関与していない”と否定済み)。

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サウジアラビア王子の次にアメリカの富豪に納車→全塗装でレッドに

話は納屋に放置されていたウラッコに戻りますが、当初このモデルは中東サウジアラビア王子に納車され、その後すぐに売却→アメリカの大富豪が購入→シルバーのボディカラーからレッドに全塗装された何とも不思議な経緯を持つ一台ですが、そもそもなぜウラッコが納屋にて放置されていたのかは不明。

ちなみにこのモデル、納屋にて発見された後に競売へと出品されましたが、最終落札現地価格は、25,100ドル(日本円に換算して約290万円)と意外に安価。

このあとどのように再利用されるのかは明らかになっておらず、エンジンも搭載されていないため展示用として利用されるかもしれませんし、もしくは別のエンジンをスワップした改造モデルとなることも考えられるかもしれませんね。

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