世界に僅か約10台しか存在しない特別なランボルギーニ・ディアブロを友人に貸したら盗難被害に!警察の捜索により廃墟にて発見されるもボロボロの姿に…

(続き)発見された希少なランボルギーニ・ディアブロ6.0 VTの悲惨な姿

実際に発見されたランボルギーニ・ディアブロ6.0 VTがこちらになりますが、フロントフードボンネットやヘッドライト、両サイドのシザードア、フロントバンパー、フロントグリルなどが全て外されていることから、おそらく盗んだ犯人(窃盗集団)が部品取りをして転売したのではないかと推測。

オーナーは被害届を提出していて、現在部品がどこにあるのか捜査を進めているところですが、やはり一番気になるのはどういった要因でディアブロが盗まれたのか?ということですし(友人が留守にしているときに盗まれた?)、友人は(実は?)窃盗集団と何かつながりがあるのかも気になるところ。

ドアが外されてから廃墟の中でどれぐらいの期間放置されていたのかは不明ですが、シートが部分的に汚れ(カビ?)てしまい、何とも無残な姿に。


「このクルマはまだ走れる!」オーナーは失われたパーツを取り戻すために捜査を続けることに

リヤミドシップに搭載されたV型12気筒自然吸気エンジンは、なぜか外されておらずそのまま。

オーナーは、今回の被害を受けて引き続き警察に捜査してもらう一方で、直接的なつながりのあるランボルギーニクラブUK幹事のチロ・チャンピ氏と共に、失われたパーツを新規にて購入するか、不当に売却されたパーツを取り返すことを判断。

つまり「このクルマはまだ走れる」と考え、一刻も早く失われたパーツを見つけ出すために、現在SNSなどを通して5,000ポンド(日本円に換算して約80万円)の賞金付きで情報提供を求めているそうです。

盗難被害を受けて3か月以上の期間が過ぎているため、中々犯人を見つけること、失われた部品を探し出すことは難しいかと思われましたが、既にオーナーのもとに目撃情報もいくつか入っているとのこと。

その一つには、約2年前となる2021年にイングランド東部のカウンティ・エセックスのCar Keys Solutions(カーキーズ・ソリューションズ)にて撮影されたというSNSでの投稿画像。

このときに車を持ち込んだユーザーが、ショップに対して「合鍵なども全て無くしてしまった」との相談があり、更にナンバープレートは偽造のものが貼付され、各種パーツ類は特に剥がされたような状態ではなくコンディションとしてはバッチリ。

オーナーは自分の車だと確信!その理由は?

当時の画像がいくつか残っており、その画像を見たオーナーは「これは私のディアブロだ!なぜならバンパー焼け防止のためのシールドが付いているし、後方のガラスにキャラクターステッカーを貼っているのは私の車だけだ」と主張しています。

盗難被害を受けただけでも精神的ダメージは大きいと思うものの、その後にパーツを探しだして再びディアブロを復活させるというポジティブな精神はもちろん、自身の車であることを示す絶対的なアイコンを身に着けていたことも素晴らしいですし、一刻も早く犯人には捕まってほしいところです。

【STOLEN RECOVERED – EXPLOSIVE UPDATE – MYSTERY OF STOLEN DIABLO 6.0 VT IS WILD – SHARE EVERYWHERE】

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Reference:CARSCOOPS