ちょっと早過ぎない?抽選限定70台のみのトヨタ新型GRカローラRZモリゾウエディションが早くも大手中古車サイトにて販売中!その価格は「1,360万円」

新型GRカローラが発表されて僅か4か月、確か新車契約時に誓約書の取交しがあったかと思うが…?

トヨタが2022年12月に価格発表並びに抽選申し込みを開始したトヨタ新型GRカローラ(Toyota New GR Corolla)。

当初はカタログモデルとしてラインナップ予定だったRZグレードは、日本抽選限定500台のみの限定モデルとなり、更に5ドアのCセグメントハッチバックスタイルながらも、後席を完全に排除したハードコアモデルで、日本抽選限定70台のみ販売となったRZモリゾウエディション(MORIZO Edition)の2種類が販売されました。

RZグレードはネット申込での受付け、RZモリゾウエディションはGRガレージのみでの直接申し込みに限定されましたが、いずれも申込台数を大幅に上回る結果となりました。

仮に本モデルが当選した場合、「新車登録後、1年以内の転売・輸出を禁止する」との誓約書の取り交わしがあるかと思いますが、そういった誓約書の効果を持つことも無く、早くも大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されています。


中古価格は驚きの1,360万円!新車価格の約2倍

こちらが今回、大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型GRカローラRZモリゾウエディション。

ボディカラーは超希少なマットスティールで、以前販売された新型GRMNヤリスにも採用されている特別カラーです。

そして気になる車両本体価格が1,360万円(税込み)とのことで、新車販売価格の715万円(税込み)に対して約2倍のプレミア価値が付いていますね。

基本情報を見ていくと、年式としては2023年式で、走行距離は僅か27km、車検有無が2026年3月なので、おそらく登録月は2023年3月の可能性が高そう。

そして販売元ですが、神奈川県横浜市を拠点とするFREE SKYさんで、業販売りの個体もしくはオーナーに納車された個体が、すぐに国内業者オークションにて出品され、それを落札した個体をカーセンサーにて販売しているのかもしれませんね。

改めてGRカローラRZモリゾウエディションのリヤオーバーフェンダーはワイド

改めてマットスティールの新型GRカローラRZモリゾウエディションを見ていきましょう。

マットグレーカラーということもあり、まるで金属ようでエキゾチックなエクステリアが印象的で、それでいてスタンダードモデルのカローラスポーツから更にハードコアでマッシブな見た目が特徴的。

特に大きく張り出したリヤオーバーフェンダーの存在感は強烈で、レクサス新型ISよりもワイドな全幅1,850mm、そしてトレッド幅もフロント1,590mm/リヤ1,620mmと大きく張り出しているため、関東の機械式駐車場のパレット幅(1,850mm)には駐車できないレベルではないかと思います。
※1,900mmの幅でもかなりギリギリ入らない可能性も?

先程のワイドトレッド化に加え、カローラスポーツのボディを基本骨格としながらも、ロングホイールベースが生み出す高速域での操縦安定性を受け継ぎ、且つGRヤリス/GRMNヤリスと同じ四輪駆動(GR-FOUR)なのも注目ポイント。

RZグレードは鋳造ホイールだが、RZモリゾウエディションは鍛造アルミホイール

足もとにはBBS製18インチ鍛造アルミホイール(専用マット塗装/センターオーナメント)にフロント・リヤ共通の245/40ZR18インチとなるミシュラン製パイロットスポーツカップ2コネクトを標準装備。

足回りについては、フロント・ベンチレーテッドディスク(18インチアルミ対向4ポットキャリパー)、リヤ・ベンチレーテッドディスク(16インチアルミ対向2ポットキャリパー)を標準装備。

そしてサスペンションに関しては、RZグレードと異なる倒立式モノチューブアブソーバーを採用したフロント・マクファーソンストラット式と、リヤ・ダブルウィッシュボーン式を採用しています。

2ページ目:内装もかなりハードで後席も廃除!ここまでの超高額設定に対し、購入するユーザーは現れるのだろうか?