黄砂の汚れ酷いな…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウス×新色アッシュの汚れは目立つ?フレッシュキーパーコーティング施工していると黄砂→大雨で汚れは落ちるのか

私の新型プリウスも大規模黄砂の影響でボディが汚れてしまった

2023年2月に私に納車されて2か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

以前は納車後2か月経過してのインプレッション記事を公開しましたが、今回は大規模黄砂と大雨で打ちつけられたあとのボディの汚れをチェックしていきたいと思います。

チェックする目的は大きく2つあり、1つ目は「新色のボディカラー・アッシュは汚れが目立ちやすいのかどうか?」ということと、2つ目が「納車直後に施工したKeeper Laboさんのフレッシュキーパーの効果はあるのかどうか?」ということ。

フレッシュキーパーとは?

ちなみにフレッシュキーパーコーティングは、エコロジーを謳いつつ「雨が降れば、まるで洗車したようにキレイに。」を強みとしたコーティングですが、ブログ読者の方々からも、「フレッシュキーパーを施工していれば、黄砂や花粉で汚れても雨で汚れが落ちるのだろうか?」といった問い合わせを多数頂いているため、今回はその検証も兼ねてチェックしていきたいと思います。


黄砂+大雨後の新型プリウスを見ていこう

それでは早速、大規模な黄砂被害を受けた後に大雨に打ちつけられた翌日の新型プリウスを見ていきましょう。

遠目から見ると、フロントバンパーデザインが若干反射してヌルテカボディのようにも見えますが、ハンマーヘッドのフロントノーズからフロントボンネットフード、フロントウィンドウ、そしてトップルーフ(パノラマガラスルーフ)にかけて茶色い斑点のようなものが確認できます。

別の角度見てみるとこんな感じ。

フロントヘッドライトから中央にかけてのスリット部分には大量の黄砂が入り込み、更に雨の影響なのか黄砂の塊が大きくなっているようにも。

この角度からだと一目瞭然。

ハンマーヘッド周りのアッシュカラーには大量の黄砂が付着していますが、やはり水平部分となるポイントに黄砂が溜まりやすく、一方で絶壁タイプのフロントバンパーだと、黄砂が付着しても雨とコーティングの影響で汚れが下に落ちているのか、水平部分に比べると汚れの違いが明確。

最も目につきやすいフロントフードは黄砂だらけ

そしてこちらがフロントフード周り。

遠目からだと分かりづらかったですが、こうして見るとアッシュも結構汚れが目立ちやすいと云いますか…以前紹介した日産の新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)のブリリアントホワイトパールや、トヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)のベージュカラーとは全く違いますね。

フレッシュキーパーの効果に限界があることはもちろん、黄砂交じりの雨はコーティングの種類に関係なく汚れる恐れが高い

大雨に打たれたからといって、フレッシュキーパー特有のコーティング効果でも汚れが完全に落ちるというわけではありません。

なお、キーパーラボのフレッシュキーパー・ホームページを見てみると、本メニューの効果について以下の記載があります。

フレッシュキーパーは、汚れの密着を防ぐ独特な防汚能力を持ち、ホコリが降り積もっても塗装表面には密着せず、自然の雨が降れば元々持っている撥水力で、雨と一緒に汚れが流れ落ち、まるで洗車をしたようにキレイになります。
※雨自体が黄砂等を含んでいる場合は汚れます。(洗車をしてください)

「※」にもある通り、黄砂を含む場合は汚れる旨を記載しているため、「フレッシュキーパー=雨の力で汚れが落とせる」という意味合いではないことを理解しておく必要がありますね。

それは黄砂に限らず、花粉や汚れが含まれている雪も積もると同様だと考えられます。

パノラマガラスルーフの汚れは目を背けたくなるレベル

そしてこちらはパノラマガラスルーフ。

ほぼブラックルーフような見た目ですが、画像にもある通り雨交じりの黄砂で大きな塊が大量に…

なおパノラマガラスルーフに関しては、フレッシュキーパーではなく撥水ガラスコーティング施工しています。

パノラマガラスルーフの四隅を見ていくと、このように黄砂の塊が大量に付着している恐れがあるため、塊となって汚れが取れにくくなってしまうことも考えられますから、できるだけ早め且つ強めの水圧で汚れを落とすようにした方が良いかもしれませんね。

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