フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーが納車されて1年1ヶ月が経過!走行距離は8,000kmを突破し故障や不具合も無し。乗れば乗るほど、この車の評価も変わってきた

近日中にはホンダ新型ステップワゴンと日産の新型セレナ(C28)を並べての豪華3台比較が実現できそうだ

2022年3月に納車されて1年1か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]。

このモデルの走行距離も8,000kmを突破し、特にこれといった不具合や故障なども無く順調に距離を伸ばしています。

以前より、私が他に所有するホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)との比較記事などを公開してきましたが、近日中?にも日産の新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New SERENA e-POWER LUXION, C28)が納車される予定ですので、3台並べての豪華な比較記事ができるかもしれません。

そして今回は、ヴォクシーが納車されて1年1ヶ月経過して改めてどのような印象を持っているのかチェックしていきましょう。


新型ヴォクシーは走りの面で(色んな意味で)楽しいクルマに感じてきた?

まず、新型ヴォクシーが納車されて1年1ヶ月が経過して評価の変化が大きかったのが運転面。

納車当初は、ミドルサイズミニバンということで「運転を楽しむ車というよりも、家族やお客さんを送迎する車」「子供たちが後席で快適に過ごせるための家族旅行用の車」という風に割り切っていた部分はありますが、実際に1年以上所有してみて「意外と運転面でも楽しいと思える車」だということに気付きます。

もちろん、他に所有するホンダ新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)や日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)といった走りに特化したモデルと比較するのとは全く違いますが、ハイブリッドモデルでありながらも回転数が上がっていくときの野太い音や、軽やかでクイックなステアリングフィールは気持ち良く思えてきたんですね。

新型ノア/ヴォクシーは対話を大事にしたい一台

際どいカーブを除けば操作性は高いと考えていますし、走りを楽しみつつも「助手席や後席に乗る人がどれだけ快適(酔わないよう)に過ごせるか」「周りの流れに合わせながら燃費もどれだけ維持できるか」なども併せて考えながら走っていると、ミニバン含めヴォクシーって結構奥の深いモデルなのだと実感。

これは以前から何度も言っていますが、ちょっとした段差やアップダウンの激しいワインディング、カーブなどにおいてはステップワゴンや新型シエンタ(New Sienta)に比べるとねじり剛性がそこまで高くない(弱い)印象で、その点を見落として走らせていると乗員からの評価は低めになってしまうかもしれません。

そういった意味では、この車との対話を大事にしていれば特に文句のつけようのない魅力的な一台なのではないかと考えています。

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