遂に来た!トヨタ新型センチュリーSUVと思われるテストカーが初スパイショットされる!その見た目は確かに和製ロールスロイス・カリナンだが、ジェネシスGV80っぽくも見える?
「三河」の仮ナンバーが装着されていることから、トヨタの開発車両の可能性が高い
2023年秋頃に発表と噂されているトヨタの新型センチュリーSUV(Toyota New Century SUV)。
既に複数の国内カーメディアが取り上げており、プラットフォームベースは公用セダンの現行センチュリーではなく、新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)やハリアー(New Harrier)/RAV4/ハイランダー(Highlander)/グランドハイランダー(New Grand Highalander)に採用されているTNGA-Kプラットフォームがベースだと言われています。
以前、国内自動車情報誌マガジンXさんより、センチュリーSUVの開発車両がスパイショットされていましたが、遂に一般人によって本モデルと思われる開発車両が初スパイショットされています。
これが新型センチュリーSUVの開発車両?
こちらが、愛知県の公道にて初スパイショットされたという、新型センチュリーSUVと思われる開発車両。
※Twitter ID:@IhgZm様より引用
今回投稿されたの開発車両ですが、ボディ全体にはカモフラージュラッピングによって偽装されていて、細部が分かりづらいにようになっているものの、特徴的な大口タイプのフロントアッパーグリルや、クワッドタイプと思われる水平基調のLEDフロントヘッドライト、そしてフロントに倣う水平基調のクワッドLEDテールランプが点灯しているのが確認できます(テールランプの左下が左ウィンカーのようですね)。
※Twitter ID:@IhgZm様より引用
今回のスパイショット画像だと、センチュリーSUVと思われる開発車両のサイズ感は明確にはわからないものの、どっしりとした台形タイプのフォルムに加え、そこまで太さを感じさせない大径タイヤも確認できます。
ダイナミックに見せつつも燃費を考慮する大口径&幅狭タイヤはトヨタの定番に
現時点ではタイヤのサイズまでは確認できないものの、新型クラウンシリーズ(クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツ/クラウンセダン/クラウンエステート)や新型プリウス(New Prius)のように、19インチ~21インチと大きくダイナミックに…。
あとはカッコ良く見せるだけでなく、タイヤ幅を敢えて細くすることで最小回転半径をコンパクトに、そしてタイヤの転がり抵抗を小さくして燃費を稼ぐようなトヨタ最新のトレンドにて仕上げていくのではないかと推測。
それにしても…まさかマガジンXによってスパイショットされた開発車両やイメージレンダリング、そしてベストカーさんが作成していたデザインがここまで近いものになるとは…
まさに、見た目は和製ロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)そのものですし、見る角度によってはジェネシスGV80風にも思えたり。
ジェネシスGV80ってどんなモデル?あの有名プロゴルファーでも話題となった一台
ちなみにジェネシスGV80とは、韓国の自動車メーカー・ヒョンデ(現代自動車)のハイブランド版で、トヨタのハイブランド・レクサスに相当するもの。
以前、プロゴルファーのタイガー・ウッズ氏がGV80を運転→事故で脚に大きなダメージを受けたとして何かと話題になった一台ですね。
こうして見比べてみると、確かにジェネシスGV80と先程のセンチュリーSUVと思われる開発車両は酷似していますし、改めてここ最近のヒョンデ/ジェネシスはデザイン面や機能性において一歩先を進んだブランドであることがわかります。
リヤテールランプも水平基調のクワッドタイプですし、ハイマウントストップランプもロングタイプではなくショートタイプ。
ただ大きく異なるのはリヤテールゲートの張り出しで、センチュリーSUVの開発車両は角ばったセダンを意識したようなSUVのように見えますね。