フルモデルチェンジ版・ダイハツ新型ムーヴ/ムーヴカスタムが2023年5月中旬より先行受注を受付け開始予定!何と「後席スライドドア」が採用される?!

2023-05-02

遂に2023年5月に価格が判明し、同年7月に発売予定!

ダイハツの主要モデルの一つでもあるムーヴ(Daihatsu New Move)/ムーヴカスタム(New Move Custom)ですが、遂にこのモデルが7代目としてフルモデルチェンジを果たし、2023年5月にティーザーサイトオープンと共に先行受注受付けをスタート→同年7月に発表・発売予定となっています。
※まだ発表・発売前の情報になるため、「予定」「予想される」という形で表現させていただきます

しかも今回のフルモデルチェンジでは、これまでのムーヴのイメージを大幅に刷新するだけでなく、横開き式の後席ドアを廃止し、衝撃の後席スライドドアを採用予定。

今回は新型ムーヴ/ムーヴカスタムのエクステリアからパワートレイン、グレード構成、そして燃費情報などの基本概要をチェックしていきたいと思います。

おそらく、まだどこも公開していない情報だと思いますから、新型ムーヴ/ムーヴカスタムを検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。


新型ムーヴ/ムーヴカスタムは後席スライドドアを採用予定!フロントマスクも日産デイズ/サクラ風に?

via:Spyder7

まずは今回の一番のトピックスとなるドア開閉について。

これまで後席ドアは横開き式を採用してきたムーヴ/ムーヴカスタムですが、今回のフルモデルチェンジにより、スライドドアを採用予定。

後席スライドドアといえば、ムーヴの派生車種となるムーヴキャンバス(New Move Canbus)にて採用されていますが、まさかスタンダードなムーヴでもスライドドアを採用してくるとは…

ダイハツディーラー曰く、後席スライドドアは昨今の軽自動車市場のトレンドに合わせるためではないか?と推測していて、現在の軽自動車市場はホンダN-BOX/N-BOX Customやダイハツ・タント(Tanto)/タントカスタム(Tanto Custom)/タントファンクロス(Tanto FUNCROSS)、スズキ・スペーシア(Suzuki Spacia)/スペーシアカスタム(Spacia Custom)といった後席スライドドアを採用する軽トールワゴンが上位を独占している状態。

参考までに、2023年3月度の軽自動車新車販売・登録台数ランキングは以下の通り。


【2023年3月度の登録新車販売台数ベスト15】

  1. ホンダ・N-BOX:27,811台(前月19,652台)
  2. ダイハツ・タント:15,251台(前月12,743台)
  3. スズキ・スペーシア:13,137台(前月9,490台)
  4. ダイハツ・ムーヴ:12,592台(前月10,041台)
  5. 日産・ルークス:10,192台(前月9,140台)
  6. スズキ・ワゴンR:7,735台(前月7,299台)
  7. スズキ・アルト:7,476台(前月6,475台)
  8. ダイハツ・タフト:7,392台(前月6,065台)
  9. ダイハツ・ミラ:6,605台(前月5,153台)
  10. 日産・デイズ:5,583台(前月2,181台)
  11. ホンダ・N-WGN:5,558(前月4,196台)
  12. スズキ・ハスラー:5,292台(前月5,611台)
  13. スズキ・ジムニー:3,859台(前月3,118台)
  14. 三菱・ekシリーズ:2,995台(前月2,318台)
  15. 日産・サクラ:2,888台(前月4,109台)

ダイハツとしても、トレンドと実用性を持ち合わせたスライドドアを積極的に採用していく?

しかも2023年は、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)から始まり、ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型ルークス(Nissan New ROOX)、そしてフルモデルチェンジ版・ホンダ新型N-BOXといった後席スライドドアを採用する軽トールワゴンが次々発売されるため、ダイハツも「ムーヴキャンバスとタントだけでは、軽自動車市場を乗り切ることは難しいかもしれない!」と判断したのかもしれませんね。

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