【悲報】GWまでにフルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのOTAアップデートは実施されず。更にバックドアの故障・不具合報告も多数入っている模様

(続き)トヨタ新型プリウスの手動バックドアが破損する不具合が発生

続いては、トヨタ新型プリウスのバックドアを閉める際、リヤテールランプ付近のスモーク?レンズが破損するといった不具合が発生しているとのこと。

特にパワーバックドアを採用しない2.0L HEV Gグレードや1.8L HEV Uグレード、1.8L HEV Xグレードが対象で(つまり手動で開け閉めするタイプ)、バックドアを少し強めに閉めた際、そのときの衝撃でテールレンズが割れるといった不具合が発生しているそうです。

パワーバックドアにて閉めた際の強度を想定してなのかは不明で、手動で強く閉めることなど「人が強く扱う、操作する」といったことは想定すべきポイントだと思いますが、コスト低減に注力しすぎで見落としていたのであれば問題だと思いますし、リコールではなく改善対策として対策品に交換する可能性も高いのでは?と思ったり。


ところでリコールや改善対策、サービスキャンペーンの違いとは?

ちなみに、国土交通省のプレスリリースでも発表されるリコールや改善措置、サービスキャンペーンの大きな違いは以下の通りで、重大さとしてはリコール>改善措置>サービスキャンペーンとなっています。

リコール・・・同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うこと

改善対策・・・道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行うこと

サービスキャンペーン・・・リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うこと

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