かなりカッコいい!トヨタ新型ヤリスクロスがインドネシアにて発表へ!BセグメントSUVながらも見た目はカローラクロスとRAV4のオフロード顔に

このデザインで日本で販売しても注目されそうだが

2020年8月末に日本でも発表・発売された、トヨタのBセグメントSUVモデルとなる新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)。

トヨタのエントリーコンパクトハッチバックモデルとなるヤリスの派生版で、コンパクトなサイズ感と充実した装備内容、そして安価な価格帯が幅広いユーザーから支持されていますが、いよいよこのモデルのインドネシア市場向けが2023年5月15日に発表されたのですが、その見た目がアグレッシブ&オフロード志向でカッコいいと話題に。

どのような内外装デザインなのか、日本市場向けや欧州市場向けとどのように異なるのかチェックしていきましょう。


えっ、これがインドネシア市場向け新型ヤリスクロス?

こちらが今回、インドネシア市場向けとして発表された新型ヤリスクロス。

その見た目はRAV4やハイランダー(Highlander)、カローラクロス(New Corolla Cross)などをミックスしてコンパクトなボディに仕上げたようなデザインテイスト、これまでの都会派チックなイメージから一気に武骨でオフロードテイストへとパワーアップ。

ボディサイズとしては、全長4,310mm×全幅1,770mm×全高1,615mm、ホイールベース2,620mmと、日本仕様のヤリスクロスに比べて少し大きめなので、もしかするとプラットフォームはTNGA-Bではない可能性も?
※日本市場向けは全長4,180mm×全幅1,765mm×全高1,560mm、ホイールベース2,560mm

最低地上高は260mmと非常に高いですし、アプローチアングルは19度、ディパーチャーアングルは28度で、フロント・リヤオーバーハングも短めなので海や山で活用するのもグッド。

おまけに最小回転半径は5.2mとコンパクトですから、Uターンや駐車場など限られた場所でも軽快に取り回しが可能なのも魅力ポイント。

日本市場向けヤリスクロスのエクステリアとも比較してみよう

おそらく多くの方が、こちらのヤリスクロスのイメージが強いと思いますから、先程のインドネシア市場向けを見て「RAV4やカロクロ、ハイランダーに似ている?」と感じた方も多いと思うんですね。

ただこうして日本市場向けのヤリスクロスと見比べてみると、発表当初は日本仕様のヤリスクロスのデザインは賛否が大きく分かれていたとは思いますが、ヤリスブランドの派生車であることや、トヨタブランドのBセグメントSUVという肩書で注目されていたことも大きかったと思いますし、高いデザイン力で購買意欲を掻き立てるとしたら、もしかすると今回のインドネシア市場向けは日本市場でも通用するかも。

インドネシア市場向けヤリスクロスのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」

改めてインドネシア市場向け新型ヤリスクロスを見ていきましょう。

本モデルのコンセプトは「ソリッド&ダイナミック」で、トヨタの現代的でSUVらしい優れた外観と、室内容積を最大限に確保したコンパクトなキャビンを実現しているとのこと。

特にエクステリアは、ボリューム感あふれる精悍なボディと特徴的なキャラクターラインにより、重厚かつ精悍な佇まいを表現。

フロントマスクは、シャープなシルエットと上下のサイズの異なるキーンルックグリルが、より男らしさと凛々しさを表現していますし、カローラクロスやRAV4の弟分と表現しても特に違和感は無さそうです(むしろ兄弟モデルとして更に定着しやすいかも?)。

そしてこちらはGR SPORTグレード。

キーンルックグリルフレームやフロントロアグリル、エアインテーク周りのフレームがブラックのディテールアクセントにアップデートされた引き締まった顔つきに。

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