フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWER(T33)納車後雑感。「液晶メーターの不具合は解消されず」「プロパイロットは一部課題アリ?」等
早いもので、私の新型エクストレイル(T33)も納車されて5か月が経過するのか…
2022年12月に私に納車されて5か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail e-POWER, T33)Gグレード[2WD]。
当ブログでは、これまで様々なインプレッション記事をご紹介してきましたが、今回は納車後の雑感ということで、ちょっと気になるポイントやグッドポイントなどをいくつかご紹介していきたいと思います。
気になるポイントについては、前回のブログでもご紹介した不具合にはなりますが、日産ディーラーでも同様の症状を確認していただき、しかし未だ解決には至っておらず不定期に発生している状態です。
初期生産モデル特有なのか、それとも根本的な設計に要因があるのかは不明ですが、今後も経過観察ならびにディーラーと相談していきながら解決に繋がればと思います。
フル液晶メーターのブラックアウトは変わらず不定期に発生する
まずはフル液晶メーターのブラックアウトについて。
これは前回のブログでもお伝えした通りで、走行中や信号待ちでの停車中など、エンジン動作(パワーON)中にフル液晶メーターが真っ暗になるようなブラックアウトが不定期に発生しています。
フル液晶メーターの場合、メーターレイアウトやデザインカスタムに優れているのがポイントなのですが、一方でブラックアウトしてしまうと全ての情報がシャットアウトされて全く確認できないため非常に危険。
幸い、高速道路走行時にブラックアウトするようなことはなく、特にドライビングサポート機能のプロパイロット(ProPilot)を使用しているときには発生していないため、仮にプロパイロット中にブラックアウトしてしまった場合、「プロパイロットは継続されるのか?それとも強制終了するのか?」なども気になる所。
フル液晶メーターがブラックアウトするからといって、走行時に何らかの不具合が生じたり、突然走らなくなるといった問題はないものの、やはり走行中の速度情報は常に注意しておきたいところですからね…
ブラックアウトにも何パターンかあって複雑に
フル液晶メーターがブラックアウトすると、ヘッドアップディスプレイや12.3インチNissan CONNECTナビはどうなるのか?といった問い合わせも頂きましたが、これもちょっと厄介なところ。
例えば「フル液晶メーターはブラックアウトしても、ヘッドアップディスプレイとナビはそのまま正常に動作している」ときもあれば、「フル液晶メーターがブラックアウトすると同時に、ヘッドアップディスプレイとナビも同時にブラックアウトする」ことがあり、そのときによって症状の範囲が異なるんですね(ヘッドアップディスプレイとナビのどちらかが生き残る、というところまでは確認できていない)。
要はブラックアウトにも何パターンかあるようですし、「①ブラックアウトしてから再起動して復活する」「②ブラックアウトしてから再起動せずにそのまま表示されず → エンジン再始動で復活」「③ブラックアウトで再起動せず → エンジン再始動しても復活せず → 再びエンジン再始動で復活」などパターンも様々なので、このあたりも画像や動画などで残せたら改めてご紹介できればと思います。