(2024年)ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ Nismo(RZ34)の開発車両を久々スパイショット!三菱ランエボのエンジンを改造・販売するチューナーが登場

かなり久々となる新型フェアレディZ NISMO(RZ34)の開発車両

2022年7月に発売されるも、僅か1か月足らずで受注一旦停止となり、2023年6月時点でも全く生産が進んでおらず納期や受注再開時期も未定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

今回は、本モデルの更なるハイパフォーマンスモデルとなる新型フェアレディZニスモ(NISMO)と思わしき開発車両が久々にスパイショットされています。

最後にスパイショットされたのが2023年2月頃ですから、約4か月ぶりにはなりますが、今のところ本モデルの発表・発売時期に関する具体的な情報は出ていないものの、一部報道によれば2024年1月の東京オートサロンにて出展されることが噂されています。


フロントバンパーやフロントグリルの形状がより鮮明になった新型フェアレディZ NISMO

こちらが今回、アメリカのアリゾナ州オロバレーの日産テストセンター近くにある公道にてスパイショットされた新型フェアレディZ NISMOの開発車両。

ボディ全体には、相変わらず分厚めのカモフラージュラッピングによって偽装されていますが、よくよく考えてみるとフェアレディZ NISMOの開発車両は日本で一度もスパイショットされておらず(目撃情報に関する噂も一切聞かされていない)。

そして今回の開発車両では、ようやくフロントバンパーのデザインも明確になってきましたが、やはり従来のスタンダードモデルに比べるとフロントグリルがよりワイド化され、グリルパターンは水平基調ではなくメッシュパターン、エアインテークも設けられて更にアグレッシブな顔つきにアップデートされています。

ただヘッドライト意匠に大きな変更が無いことから、冷却効果を高めるためにバンパー形状とグリル面積の変更がメインになりそう。

足もとにはGT-R R35と同じタイヤホイールを装着?

こちらはサイドビュー。

プラットフォームやホイールベースはRZ34から変化は無いと思われますが、全長や全高、更には最低地上高も変更されると予想され、より伸びやかに、より低いスタイリングが期待できそうです。

実車を目撃した人物によれば、今回の開発車両ではGT-R R35と同じダンロップ製スポーツMaxxタイヤに、9本のシングルスポーク鍛造アルミホイールを装着していたそうですが、果たして量産仕様にそのまま適用されるかは不明ですし、メーカーオプションやディーラーオプションによって別デザインのホイールが設定される可能性も。

フェアレディZ NISMOはV6ツインターボベースで500馬力以上が期待される?

なお後方には、4ドアセダンタイプのマイナーチェンジ版・新型セントラ(New Sentra)?と思わしき開発車両もスパイショットされていますが、こうしてフェアレディZと見比べてみるとZがとにかくコンパクトに見えますね。

コンパクトとはいえ、予想されるパワートレインは排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンをベースにしつつ、最高出力507psを発揮することが期待され、トランスミッションも現行モデル同様に6速MT/ATモデルの2種類が設定されると予想されています。

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