ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)NISMOと思わしき開発車両を再びスパイショット!軽量ホイール&最高出力500馬力を発揮するとの噂も

そもそも新型フェアレディZ(RZ34)は全く納車が進んでいないため、この状況でNISMOの導入は早過ぎる気もするが…

2022年夏頃に発売されて半年以上が経過している日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

日本市場向けに関しては、各販売店の試乗車・展示車といったデモカーと、抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specしか納車されておらず、当初の計画となるユーザー向けの標準グレード(ベースグレード/version T/version S/version ST)の2022年度500台分に関しては、全く生産が進んでいないとのこと。

こうした状況で、2023年1月に開催された東京オートサロン2023では、フェアレディZ(RZ34)をベースとした純正ディーラーオプションのカスタマイズド・エディションが発表されたわけですが、そもそもユーザー向けの納車が全く進んでいないため、「このタイミングで市販化を発表されても…」といった意見も多いようです。


アメリカにて謎の新型フェアレディZ(RZ34)×2台の開発車両がスパイショット

日本での納車が全く進んでいないなか、先程の純正ディーラーオプションとなるカスタマイズド・エディションに加え、ハイパフォーマンスグレードのNISMOも発売される?といった噂が浮上していますが、今回その2台と思われる開発車両がアメリカ・アリゾナ州の公道にてスパイショットされています。

海外のフェアレディZ専門掲示板NissanZClub.comにて投稿された今回の画像ですが、ボディ全体にはカモフラージュラッピングにて偽装されていて、フロントグリルの上部には水平基調のバーのようなものが確認でき、更に足元にはシングル極細スポークの軽量タイプと思われるアルミホイール、そしてブレーキキャリパーがレッドであることから、もしかするとversion S/version STをベースにしたカスタマイズ・エディション?なのかもしれません。

よ~く見比べてみると、カスタマイズド・エディションとは少し異なる?

ちなみにこちらが、東京オートサロンにて出展されたフェアレディZ(RZ34)カスタマイズド・エディション。

ボディカラーはあくまでもZ432Rをモチーフにした参考カラーとのことで、量産仕様では既存カラーラインナップをベースに専用エアロパーツを装着するとのことですが、具体的な価格帯については不明で、発売時期は2023年夏頃を予定しているとのこと。

こうして改めて見ると、大口タイプのフロントグリルの中央部分に水平基調のバーのようなものが設けられていますが、先程の開発車両に比べると位置的に少し低めな印象を受けますね。

そう考えると、こちらの開発車両はフェアレディZ(RZ34)NISMOという可能性も考えられそうですね。

もう一台の開発車両は偽装分厚めで細部が確認し辛い

そしてもう一台目撃されているのが、カモフラージュカバーにて偽装されている新型フェアレディZの開発車両。

これもまた何とも怪しい個体ですが、足もとには極細スポークのアルミホイール、足回りには大口径のブレーキディスクとレッドカラーのブレーキキャリパーが確認できます。

それ以外の大きな違いは確認できないものの、なぜ先ほどのカモフラージュラッピングの開発車両と異なる偽装をしているのかも気になるところですね。

2ページ目:後ろのデザインは標準グレードと大きく異なるものに?エンジン出力は500ps以上を発揮するとの噂も?