【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファード/ヴェルファイアで14インチ後席ディスプレイを搭載できるのはExecutive Loungeのみ!しかも初回生産のみの可能性も?

新型40系アルファード/ヴェルファイアのオプション構成は豪華だが、ちょっと気になる部分も

2023年6月21日に発表・発売された、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

前回のブログでは、ガソリン(自然吸気とターボ)、ハイブリッド(HEV)、そして遅れてプラグインハイブリッド(PHEV)モデルも追加設定されることをお伝えしましたが、今回は本モデルのディーラーオプションについてチェックしていきたいと思います。

実際にトヨタディーラーにも取材させていただきましたが、今回の初回生産枠は「かなり貴重な個体になるかもしれない」とのことで、特に最上位グレードExecutive Loungeを購入・検討されている方は、ちょっとプレミア価値がつく?可能性が高いとのことです。


ディーラーオプションの後席ディスプレイで準備されるのは13.2インチと12.1インチのみ!14インチはどうなった?

既にトヨタ公式ホームページにも記載されていますが、新型40系アルファード/ヴェルファイアでは、グレードによって後席ディスプレイが標準装備もしくはディーラーオプションにて設定されることが決まっていますが、最上位グレードExecutive Lounge(エグゼクティブ・ラウンジ)に標準装備されるのが14インチリヤシートエンターテインメントシステムになります。

ちなみにこの14インチリヤエンターテイメントシステムですが、現時点では新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)のディーラーオプションに設定されるような14インチ有機ELディスプレイなのかどうかは不明ながらも、トヨタディーラーの情報によれば「最初の1年間の生産枠でしか販売されない可能性もある?」とのこと(まだ確定ではないので注意!)。

14インチ有機ELディスプレイの製造元は既に倒産している

っというのも、これは前回のブログでもお伝えした通り、ノア/ヴォクシーのディーラーオプションにてラインナップされている14インチ有機ELディスプレイの製造元が2023年3月で倒産したため、在庫限りでの販売となり、これの代替えモデルとして13.2インチ有機ELディスプレイがラインナップされる予定なんです。

仮に14インチ有機ELディスプレイが、新型アルファード/ヴェルファイアのExecutive Loungeの14インチリヤエンターテイメントシステムに搭載されているとするならば、既に2024年8月までに生産台数が決められていて、おまけにExecutive Loungeのみ生産台数が限られているのであれば何とな納得できるところですし、良くも悪くも初回生産されるExecutive Loungeは希少な個体になるかもしれないですね。
※もしかしたら2年目以降の販売では、Executive Lougeには13.2インチのリヤエンターテイメントシステムが標準装備となるかもしれない?

他グレードは13.2インチと12.1インチをディーラーオプションにてラインナップ

そうなると、Executive Lounge以外のアルファード・ガソリンZ/HEV Zや、ヴェルファイアのガソリンZ Premier/HEV Z Premierでは、後席ディスプレイはどうなるのか?という点ですが、しっかりとディーラーオプションにてラインナップされているものの、14インチよりも小さいことが明らかになっています。

ちなみに上の画像は、13.2インチ(W:292.4mm×H:164.4mm)の有機ELディスプレイで、発売時期は2023年2月を予定しているとのこと。

再生可能ソースはTVやHDMI出力、USB再生動画、Miracastで、価格帯としては140,800円(税込み)となっています。

そしてこちらが、もうワンサイズ小さめとなる12.1インチ(W:267mm×H:150mm)後席ディスプレイ(V12T-R72C)で、発売時期は2023年8月を予定しています。

再生可能ソースはTVやHDMI出力、USB再生動画、Miracastで、価格帯としては104,500円(税込み)となっています。

2ページ目:えっ、アルファード/ヴェルファイアのエンブレムが光るユニークなディーラーオプションもある?!