こんなに豪華で良いの?フルモデルチェンジ版・トヨタ新型C-HRの実車インプレッション。ウィンカーの点滅ポイントは?後席はかなり狭い?
ここ最近のトヨタのラインナップモデルは高級路線にシフトしている気がする
2023年6月26日に発表された、欧州市場向けとなるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型C-HR。
残念ながら日本市場向けの市販化の予定は”今のところ”無いものの、ここまで「公道を走ることのできるコンセプトカー」を実現できたのは素晴らしく、SNSでも日本市場向けの市販化を望む声は非常に多いようです。
今回は、本モデルの実車並びに内外装インプレッション動画がようやく公開されましたので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。
見れば見る程に市販車とは思えないほどに斬新なデザインだ
こちらが今回、海外の自動車系YouTuberであるAutogefühlチャンネルによって公開された新型C-HRの実車インプレッション。
グレードは最上級となるハイプレミアエディションとのことですが、現時点では他にどのようなグレードが展開されるかは不明。
そして上のボディカラーは、新型プリウス(New Prius)のマスタードとは異なるサルファー・バイトーンカラーと呼ばれるカラーとのことですが、モノトーンのみのカラーをラインナップするかどうは明らかになっていません。
個人的にちょっと気になっていたフロントグリルはこんな感じ。
グリルパターンはハニカムメッシュですが、その多くがダミータイプなのがわかりますね。
ヘッドライトは小型LEDの三眼タイプ
そしてこちらが、ハイパフォーマンスグレードとなるGR SPORTプレミアエディション。
ボディカラーはプレシャスメタル風の色合いにブラックをペイントしたバイトーンで、おまけに新型クラウンスポーツ(New Crown Sport)のような”コ”の字型LEDデイタイムランニングライトに、小型三眼LEDヘッドライトも点灯していることが確認できますね。
フロントウィンカーはココが点滅する
そしてこちらがフロントLEDウィンカーの点灯ポイント。
”コ”の字型LEDデイライトが反転する点滅タイプで、上部はレクサス新型LBX/LMのような逆L字型、そして下部は5灯式の水平基調のOLED風を採用しているんですね。
かなり作りが複雑と言いますか…トヨタの新デザイン言語であるハンマーヘッドを取り入れる一方で、よりフェラーリ新型プロサングエ(Ferrari New Purosangue)感が強くなりましたね。
遠目で見るとこんな感じ。
全長は短く、しかし全幅はよりワイドに
サイドビューは伸びやかなクーペクロスオーバーですが、全長4,360mm×全幅1,830mm×全高1,564mm~1,558mm、ホイールベース2,640mmとのことで、初代C-HRに比べて全長-25mm/全幅+35mm/全高+14mm/ホイールベース±0mm。
そしてこちらはリヤクォータービュー。
テールランプはセンター非直結式の一文字を採用していますが…
”TOYOTA C-HR”のロゴはウェルカムランプっぽい?
どうやらキーロック/アンロックする際のウェルカムランプとして、”TOYOTA C-HR”のロゴが点灯する仕組みになっているようですね。
リヤウィンカーは新型プリウスと同じコンパクトLED点滅
そしてリヤウィンカーは、一文字テールランプの直下が点滅するLEDタイプで、この点灯位置は新型プリウスに近いイメージですし、改めてこうして見るとプリウスクロスオーバーとして登場しても不思議では無さそう。
ドアハンドルはレクサスLCと同じフラッシュサーフェスタイプ
そしてこちらが、レクサスLCと同じフラッシュサーフェスドアハンドル(ポップアップ式)。
キーアンロックでドアハンドルが外側に展開され…
このように外側に引くことでドアを開けることが可能です。
あまり強く引きすぎると壊れる恐れもあるため、取扱いには注意したいポイントです。