【価格は199.5万円から】(2024年)一部改良版・新型シエンタのグレード別価格帯が判明!最大12.7万円アップだが、オプションの標準化を考えると最小限か
ようやく新型シエンタのグレード別価格帯が判明!
2024年5月9日に発表・発売予定となっている、トヨタの一部改良版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。
同日に、競合モデルとなるホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)が世界初公開予定なので、この日は大きく盛り上がる一日になるのではないかと思われます。
一部改良版・新型シエンタに関しては、既に当ブログでも具体的な変更・改良ポイントを紹介済ですが、今回はようやくグレード別価格帯に関する情報を入手しましたので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。
2024年モデルの新型シエンタの改良・変更内容をおさらいしていこう
まずは、おさらいも兼ねて2024年モデルとなる新型シエンタの改良・変更内容をチェックしていきましょう。
【(2024年)一部改良版・新型シエンタの改良・変更内容一覧】
◇メーカーオプションの10.5インチディスプレイオーディオPLUS(89,100円)がZグレードに標準装備
◇パノラミックビューモニター(+27,500円)が、Zグレード/Gグレードに標準装備
※床下透過表示機能付きは、HYBRID Zグレードのみメーカーオプション扱い◇スマートエントリーキーが全グレード標準装備
◇デジタルキーがメーカーオプション設定可
◇ボディカラー廃止
・ホワイトパールクリスタルシャイン(070)
・グレイッシュブルー×ダークグレールーフの2トーン◇ボディカラー新規設定
・プラチナホワイトパール(089)
・アーバンカーキ×ダークグレールーフの2トーン◇HYBRID[E-Four]モデルに限り”E-Four”のバッジを廃止
◇HYBRIDモデルに限り”HEV”バッジに変更
◇プッシュスタートスイッチを全グレード”ブラック”に統一
◇法規対応(サイバーセキュリティ、ソフトウェアアップデート)
以上の通りとなります。
ここ最近のトヨタは、メーカーオプションを標準装備にすることで生産ラインの簡素化を狙っている?
こうして見ると、Zグレードは元々メーカーオプションだった10.5インチディスプレイオーディオPLUSとパノラミックビューモニター[PVM]の標準化により、最低でも116,600円(税込み)の車両本体価格がアップし、Gグレードは最低でも27,500円(税込み)の価格アップとなるわけですが、あとはここから法規対応や材料費+物流費の高騰がどれだけ響くか。
おそらくトヨタとしては、メーカーオプションを強制的に標準化することで生産ラインの簡素化と利益拡大が狙いだと推測しますが、なかには「余計なものを標準化しないで欲しい」というユーザーの意見もあるようです。
電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]の設定は無し

ちなみに、今回の一部改良で期待された電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]は設定されず、内外装デザインの変更はもちろんのこと、上位グレードに12.3インチフル液晶メーターが搭載されるといった情報も無し。
様々な快適装備が充実するホンダ新型フリードに比べると、ちょっと物足りない感はありますが、実際に私が所有していた2022年モデルでも商品力としては十分高いですし、特にこれといった故障や不具合なども無かったため、そこまで驚くような変化を加えなくとも「十分売れる」という見込みなのかもしれませんね。