フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて2か月経過!子供からの評価はかなり辛口だが、静けさは高く評価している模様
早いもので、私の新型セレナ(C28)も納車されて2か月が経過
2023年4月に私に納車されて2か月が経過した、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWERルキシオン(Nissan New Serena, C28)。
走行距離は1,000km超えとそこまで伸びていないものの、子供の夏休みやお盆休みのタイミングで更に距離を伸ばすことになるであろう一台ですが、今回は本モデルが納車されて2か月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。
セレナe-POWER/セレナe-POWER LUXIONは、日産公式ホームページの工場出荷目途を見ていくと、3か月~6か月ほどで工場出荷が可能とのことで、他のラインナップモデルに比べると割かし早い方ではあるものの、ブラックルーフの2トーンカラーを選択すると+3か月以上納期遅れになるとの情報も。
今後更に短縮されるのかどうかは不明ながらも、ミドルサイズミニバンとしての完成度はかなり高くなっている一台ですし、夏休みやお盆休みに向けて更に多くの個体がユーザー向けに納車されることを祈るばかりです。
2列目シートは、子供からの評価は結構辛口
まずはセレナ(C28)の2列目シートから見ていきましょう。
これは主に子供からの評価になりますが、やはり他に所有するトヨタ新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z[2WD]や、ホンダ新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]に比べると快適性やシートアレンジ力は低め。
特に長距離移動や家族旅行で県外にて宿泊する際、大きな荷物をラゲッジスペースに収納するときは、3列目シートをできるだけ跳ね上げにしてラゲッジスペースを広く活用したいのですが、セレナ(C28)の場合は「3列目を跳ね上げしてしまうと、2列目シートがリクライニングできない」という問題があります。
上の画像にもある通り、3列目シートを跳ね上げした際に、3列目のシートと2列目キャプテンシートのシートバックが当たっていて動きが制限されていることが確認できますね。
2列目シートについては、前後のスライドだけでなく左右のスライドも可能ではあるものの、内側にスライドしても上の画像の通り「どう頑張っても当たってリクライニングできない」ため、シートアレンジ力や快適性という点では、子供からは結構厳しい評価になっているようです。
それなら2列目シートを前方にスライドしてリクライニングすれば良いだけじゃないの?と思われる方も多いと思いますが、我が家では2列目にディーラーオプションの置くだけオットマンに加え、フロントと2列目の間に飲むゼリーやドリンク類が入ったピクニックバッグを置くことが多いため、どうしても2列目シートは前方にスライドすることは難しいんですね(2列目シートを最大限後ろにスライドしてこれが限界)。
2列目をリクライニングする場合は、3列目は跳ね上げしない
もし2列目をリクライニングしたい場合は、上の画像の通り3列目は跳ね上げしないことが適切なのですが、そうなると今度はラゲッジスペースに大きな荷物が載せにくいという問題が出てくるため、他のミニバンではできるようなことができないというのは、実際に所有するオーナーからすると「困ったな…」と思う所ですし、なかにはやきもきする方もいらっしゃるのではないかと思うんですね。