フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)が納車されて2か月経過!子供からの評価はかなり辛口だが、静けさは高く評価している模様

(続き)日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)の納車後雑感をチェック

引き続き、日産の新型セレナe-POWERルキシオン(C28)の納車後2か月経過しての雑感をまとめていきたいと思います。

高速道路や下道走行中の車内はミニバン御三家の中では静か

2列目のシートアレンジ力は辛口ではある一方、高速道路や下道走行中の車内の静けさについては、こちらは子供の評価は結構高い印象で、その理由もアクセルを踏み込んでいるときのエンジンの唸るような音が聞こえてこないから。

日産のe-POWER技術は、エンジンを駆動用としてではなく発電用として活用し、発電したバッテリーを駆使してモーター駆動する疑似ピュアEVのようなシステム。

そのため、ミニバン御三家で高速道路や下道などの長距離を走らせた際、個人的に最も静粛性が高いと感じたのはセレナe-POWERルキシオン(C28)だったんですね。

高速道路走行時は、後席に座る子供に話しかける際も、そこまで声を張らなくても聞こえるとのことで、この点は個人的に高く評価していて、子供も2列目で任天堂スイッチ(Switch)やスマホでTiktokやYouTube視聴する際は、ボリュームを30%ぐらいに設定しても聞こえるとのことですから、耳への負担も抑えられているのかもしれません。


新型セレナ(C28)は見た目によるグレード間の差別化は少ないが…?

ちなみにセレナe-POWERルキシオン(C28)のみ、他グレードと大きく異なってフロントとフロントサイドドアに高遮音ガラス(アコースティックガラス)を標準装備していて、雨滴感知ワイパーやヘッドアップディスプレイ、そしてプロパイロット(ProPilot)2.0もルキシオンのみ標準装備。

見た目においては、e-POWERハイウェイスターとの大きな差別化がほとんど無いために(明確な違いはリヤテールゲートにLUXIONのバッジが貼付されるぐらい)、なかなかルキシオンの特別感を感じることは難しいのですが、実際に所有してみると先程の静粛性の高さを中心に、長距離移動時にはプロパイロット2.0による運転疲労軽減に大きく貢献しているため、個人的には高い買い物ではあったものの(ミニバン御三家ではダントツで高額)「購入して本当に良かった」と思っています。

以上がセレナe-POWERルキシオン(C28)の納車2か月経過しての雑感となりますが、簡易的で生意気な内容だとは理解していながらも、ある意味このモデルは良い点とそうでない点を上手く切り分けていて、運転支援や先進装備、静粛性などにできるだけ重きを置いたモデルであることが伝わってくる一台だと思います。

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