三菱の新型デリカミニの不満や気になるポイント!「ALHが眩しいからか、対向車からのパッシング多め」「天井サーキュレーターが動作しない」等
総じて満足度は高いものの、細かいところでの不満はどうしても出てきてしまう
2023年6月に私に納車されて、もうすぐ1か月が経過する三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。
今回は、本モデルが納車されてからの不満・ちょっと気になるポイントをいくつかチェックしていきたいと思います。
発売直後から全国のバックオーダー数16,000台以上を抱える、大人気の軽スーパーハイトワゴンですが、デザイン含めて快適装備や走りの満足度もかなり高いと感じる一方で、「ここはもう少し頑張ってほしかった」と思う部分もあるため、その点含めてインプレッションしていきたいと思います。
アダプティブヘッドライト[ALH]は確かに便利だが、対向車からのパッシングがかなり多め
まずは新型デリカミニの先進技術の一つでもあるアダプティブLEDヘッドライト[ALH]。
上位グレードT Premiumのみメーカーオプション扱いとなっているALHですが、車速が約30km/h以上でヘッドライトを点灯しているとき、対向車や先行車に照射しないよう、ハイビームの照射範囲を切り替える先進技術。
対向車などを眩惑させることなくハイビームを維持し、遠くにいる歩行者などを確認できるので、安全性も含めて高く評価している一方、夜間の走行中に対向車から頻繁的にパッシングされることが多いんですね。
確かに対向車に対してもハイビームしている傾向にあるため、必ずしもピンポイントで対向車だけにハイビームしていないとも言い切れず、それとも元々のロービームが眩しい?ということも考えられるのかもしれません。
ちなみに夜間走行時に野生のデリカミニとすれ違ったことは一度も無く、まだまだ公道にて目撃する頻度も少ないため(日中に2度ほどすれ違ったぐらい)、対向車側から見てデリカミニのヘッドライトの明るさがどれ程のものなのかはとても気になる所だと思います。
天井サーキュレーターが動作しない
続いては天井サーキュレーターについて。
車内の空気の流れはもちろんのこと、室内エアコンの冷房効率をアップさせるアイテムの一つとしても重宝している機能なのですが、なぜか納車されて3週間ぐらい経過したタイミングで、天井サーキュレーターが動作しないという問題が発生。
もちろんエンジンONの状態ですし、停車中や走行中など、あらゆる条件で天井サーキュレーターのON/OFF操作を行ってみたところ、天井に設けられているであろうファンのようなモノが回転する音もしなければ、サーキュレーター自体が動作するような音も聞こえないですし、そもそも風も感じられないため、もしかしたら故障している?という可能性も。
これについては、近日中に納車後1か月の無料点検を控えているので、併せてチェックしていただく予定です。
シートバックテーブルが助手席(左)側にしかない
続いてはデリカミニのシートバックテーブルについて。
これは子供を後席に乗せる際に必ず取り合いになるのですが、シートバックテーブルが助手席(左)側にしか無く、おまけに後席用のUSBポート(Type-C)も助手席側にしか設けられていないんですね。
なぜ運転席(右)側にシートバックテーブルやUSBポート、更にはシートバックポケットが設けられていないのかは疑問ですが、もう一つ不満に感じるのは、運転席側のシートバックテーブルのディーラオプションが準備されていないこと。
おそらくは運転席側のシートバックに設けられた買い物フックの配置が影響しているのでは?と推測しますが、この点はもう少し考えて設計してほしかったところです。