日産の新型ノート/ノートオーラ/セレナ/キックス/リーフに累計100万台以上の大量リコール!「走行中にモーター停止で走行不可」「意図せず加速する」などの不具合

ヘッドライトの光軸が保安基準を満足していない恐れアリ

日産の新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)の1車種・計6,434台にリコール。

不具合内容としては、右側前照灯において、車両生産工場の光軸調整設備の設定が不適切な状態で検査、調整を行ったため、光軸が保安基準を満足していないおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故や不具合は発生しておらず、車両生産工場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ノートオーラ]
・6AA-FE13/FE13-220930 ~ FE13-293107/令和4年4月1日 ~ 令和4年10月20日/6,434台(2WD仕様車のみ)

改善措置としては、全車両、右側前照灯の光軸を点検し、調整が必要な場合は光軸調整を行うリコール作業を実施するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコールの対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、日産のリコール等情報対象検索サイトにてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。


最悪の場合、走行中にモーターが停止し、走行できなくなる恐れアリ

続いて、日産ノート/セレナ/キックスの3車種・484,025台に大量リコール!

不具合内容としては、発電用エンジンのブローバイガスを吸気管に導くブローバイホースにおいて、開発時の評価が不十分なため、ホース表面の劣化を防止するプロテクタの寸法が不足しているとのこと。

このため、使用過程においてプロテクタで覆われていない部位のホース表面に亀裂が発生し、最悪の場合、エンジンが始動せず、走行中にモーターが停止し、走行できなくなるおそれがあるとしてリコールを届け出ています。

対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に53件もの不具合報告が入っており、市場からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[ノート]
・DAA-HE12/HE12-000043 ~ HE12-422955/平成28年8月25日 ~ 令和2年10月6日/289,827台(e-POWR車)

・DAA-SNE12/SNE12-000043 ~ SNE12-035449/平成30年6月11日 ~ 令和2年10月5日/25,085台(e-POWR車)

[セレナ]
・DAA-HC27, 6AA-HC27/HC27-000004 ~ HC27-026454/ 平成30年1月30日 ~ 令和2年12月9日/15,192台(e-POWR車)

・DAA-HFC27, 6AA-HFC27/HFC27-000019 ~ HFC27-103926/平成29年12月27日 ~ 令和3年4月13日/87,731台

[キックス]
・6AA-P15/P15-000068 ~ P15-067927/令和2年5月18日 ~ 令和4年3月23日/66,190台

改善措置としては、全車両、当該ブローバイホースを対策品(プロテクタ延長品)と交換するリコール作業を実施するとのことです。

ちなみに、自身が所有している車がリコールの対象になっているかどうかを確認する方法として、車検証の車台番号記載場所をチェックし、日産のリコール等情報対象検索サイトにてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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