フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28)やマツダCX-3に改善対策(リコールの類)!バックカメラの映像乱れや、シートヒーターの不具合等

バックカメラの映像が乱れ、車両工法が確認しにくくなる恐れアリ

マツダのコンパクトSUVモデルとなるCX-3の1車種・計79,105台に大量リコール!

不具合内容としては、バックカメラにおいて、電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがあるとのこと。

そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加し、最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがあるとして改善対策を届け出ています。


対象モデルをチェックしていこう!

気になる対象モデルは以下の通り。

これによる事故は発生していないものの、既に16件もの不具合報告が入っており、市場からの情報により明らかになっています。

【改善対策対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象車台数]

[CX-3]
・LDA-DK5FW/DK5FW-100053~DK5FW-210898/平成 26 年 12 月 16 日~平成 30 年 3 月 29 日/44,428台

・LDA-DK5AW/DK5AW-100027~DK5AW-204548/平成 26 年 12 月 16 日~平成 30 年 3 月 26 日/18,512台

・3DA-DK8FW/DK8FW-100010~DK8FW-200333/平成 30 年 4 月 10 日~令和 2 年 10 月 15 日/1,654台

・3DA-DK8AW/DK8AW-100313~DK8AW-200166/平成 30 年 5 月 22 日~令和 2 年 9 月 30 日/946台

・6BA-DKEFW/DKEFW-100002~DKEFW-300326/平成 29 年 6 月 13 日~令和 2 年 10 月 14 日/10,478台

・6BA-DKEAW/DKEAW-100003~DKEAW-300071/平成 29 年 6 月 13 日~令和 2 年 9 月 3 日/2,186台

・5BA-DKLFW/DKLFW-100027~DKLFW-103242/令和 2 年 5 月 12 日~令和 2 年 10 月 14 日/775台

・5BA-DKLAW/DKLAW-100160~DKLAW-100618/令和 2 年 5 月 27 日~令和 2 年 10 月 1 日/126台

改善措置としては、全車両、バックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定するとのこと。

なお、映像に乱れが認められない場合は電気配線をシール材で固定し、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始するとのことです。

自身が所有する車がリコールに該当しているか否かをチェックする方法は?

ちなみに、自身が所有している車がリコールの対象になっているかどうかを確認する方法として、上の画像の車検証の車台番号記載場所をチェックし、マツダのリコール等情報対象検索サイトにてアクセスし、その車台番号を入力することで確認可能です。

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