フルモデルチェンジ版・トヨタ新型60系プリウスが納車されて5か月が経過!エアコンは物理スイッチで使いやすく、ドアは開閉音は決して「酷くはない」のだが…
(続き)トヨタ新型プリウスの納車5か月経過しての雑感
引き続き、トヨタ新型プリウスの納車5か月経過しての雑感をまとめていきましょう。
そんなにチープ?新型プリウスのドア開閉音
続いては、トヨタ新型プリウスのドア開閉音について。
海外の大人気自動車系YouTuber・マット氏がレビューする北米仕様の新型プリウスにて、「ドア開閉音がチープで酷い」と酷評していますが(以下動画の7分8秒あたり)、実際に所有するオーナー目線で見てもチープで酷いという印象は特に無く、「パタン」という軽い音ではなく、どちらかというと「ボフン」と少し重めの閉まる音に聞こえるのが正直なところ。
【詳細レビュー】新型 トヨタ プリウス
ただ、新型プリウスの場合はこれまでの悪しきイメージを払拭するためにデザイン性に重きを置いているため、スポーティなスタイリングや足もとの大口径19インチアルミホイールに力を入れる一方、どうしても他の素材でコストを抑えなければならないのは致し方ないところ。
トヨタはデザインとコストバランスを上手く両立できたと思っている
むしろ、プリウスでここまでデザインを一新しながらも、先代の近未来的なスタイリングを維持しつつも若者向けに振り切ったところは高く評価すべきところだと思いますし、全ての品質を向上するとなると、どうしても開発コストは更に跳ね上がり、車両本体価格も今以上に高くなったらなったで「プリウスのくせに高い!こんなの誰も買わない」と外野がザワザワするだけなので、トヨタの見切りの付け方は中々上手いと思います。
以上が新型プリウスの納車後5か月経過しての雑感となりますが、前回のインプレッション同様に「乗れば乗るほどに良い所がたくさん見えてくる車」だと思いますし、この車の全国のバックオーダー数が9万台を突破しているのも納得だと思います。