三菱の新型デリカミニの気になるポイント!「バックする→停車する→オートブレーキホールドが作動」「猛暑日のエアコンON時の燃費は約14km/L」

新型デリカミニの完成度が高く感じる一方で、三菱と他メーカーとの仕様の異なる部分を知れるのは結構勉強になる

2023年6月に私に納車されて1か月以上が経過した、三菱の新型デリカミニ(Mitsubishi New Delica Mini)T Premium[2WD]。

走行距離も1,400kmを突破し、ほぼ毎日活用しているため、改めて軽自動車の使い勝手の良さには驚かされるばかり。

快適装備も充実していますし、真っすぐ駐車するのが苦手な私でも、パノラミックビューモニターが搭載されていることで、真っすぐ定位置に停められるのも特筆すべきところだと思います。

そんな新型デリカミニが納車されて1か月以上が経過し、個人的にちょっと気になっているポイントがいくつかあるためチェックしていきたいと思います。


日中のヘッドライトが点灯していないときでも、アダプティブLEDヘッドライト(もしくはオートハイビーム)のアイコンが表示される

まずは新型デリカミニのアダプティブLEDヘッドライトについて。

上位グレードT Premium[2WD/4WD]のみメーカーオプションとして設定される運転支援の一つになりますが、この機能の有無については、上の画像の赤丸にある通り、「アダプティブLEDヘッドライト(もしくはオートハイビーム)がON状態」のときに点灯する仕組みになっています。

この機能を活用する際には、ウィンカーレバーを奥側にプッシュすることでON/OFFに切り替えることができるのですが、実はこのアイコン、夜間であっても日中であっても点灯する仕組みになっているんですね。

本来このアイコンは、ヘッドライトが点灯しているときに合わせて点灯する仕様だと思いますが、デリカミニ(もしくは三菱全体?)の場合は、日中のヘッドライトが点灯していないときでもアイコンが表示されるので、初めて利用する方からすると「えっ、今ヘッドライト点灯してるの?」と思う方もいらっしゃるのではないかと思います。

猛暑日が続くようになり、エアコン無しでは厳しい…気が付けば燃費は「14km/L台」

先程のアダプティブLEDヘッドライト(オートハイビーム)のアイコンに絡めて、メーター情報に表記されている燃費についてもチェックしていきましょう。

2023年7月に入ってからは、外気温35度を超える猛暑日が続いていますが、そうなると必然的に活用したいのがエアコン。

熱中症にも気を付けなければならないため、常にエアコンフルAUTO稼働状態なのですが、メーター上に表示される気温が30度~39度が当たり前になっていますし、必然的にエアコンも風量MAX、エアコン設定温度もLOW~24度辺りになってしまうのですが、そうなるとエンジンにかかる負担も大きくなってしまう?のか、燃費はどんどん悪化して「14km/L」台が平均的に。

基本的には片道10km付近の街乗り・近場乗りメインとなっていて、子供の習い事の送迎用として活用しているため、どうしても燃費が悪くなるような走りになってしまうのですが、それでもエアコン無しのときに比べると3km/L~5km/Lぐらいは悪化しているように感じますね。

この調子だと、おそらく満タン法で400kmを走行することは難しいでしょうし、以前私が所有していたホンダN-BOXカスタムLターボ・スタイル+ブラック(Honda N-BOX Custom L Turbo STYLE+ BLACK)の燃費とそこまで変わらないか、それ以上に悪化している可能性も高いかもしれません。

2ページ目:新型デリカミニのオートブレーキホールドの作動範囲が他メーカーと異なる?