【続報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファードが競売に登場するも出品取消しに!元々は試乗車・展示車用だった可能性も?

今回の出品車両は色々と気になるポイントが多すぎた

2023年6月21日に発表・発売されて1か月も経過していない、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)。

前回のブログでもお伝えの通り、遂に新型アルファードがUSS札幌オークションに出品されました。

具体的な落札結果などについては、2023年7月19日に判明する予定でしたが、その前となる2023年7月17日の夜の時点で、既に出品が取り消しとなっていたことが明らかとなりました。

おそらくはトヨタメーカーからの強い圧力によるものと推測しますが、その後の流れは不明で、もしかすると個別交渉によりディーラーが買い戻しを行う?ことも考えられるかもしれません。


出品された車両はアルファード・ガソリンZ[4WD]

まず今回出品された車両ですが、排気量2.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンZグレードで、出品元が北海道(ナンバーは旭川)ということもあり四輪駆動[4WD]が設定されていますが、その一方で気になったのが走行距離や装備ポイント。

グレード:アルファード・ガソリンZ[4WD]

ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ

内装カラー:ブラック(合成皮革+ファブリックのコンビシート)

走行距離:3km

PRポイント:
・14インチディスプレイオーディオ
・ドライビングサポートToyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)
・パノラミックビューモニター[PVM]
・ユニバーサルステップ(両側)
・ブラインドスポットモニター[BSM]
・寒冷地仕様(LEDリヤフォグランプ)
・三眼LEDヘッドライト
・LEDシーケンシャルターンランプ

車両登録:2023年7月(車検2026年7月)

基本的な出品情報は上の通りとなりますが、やはり走行距離「3km」というのは結構気になるところで、おそらく工場出荷されてから陸運局での登録、ディーラーでのディーラーオプション取付け、ナンバー装着などが行われた後、積車に載せられてそのままオークション会場へと持ち込まれたのではないか?と推測。

そもそも顧客が個人なのか、業販(もしくは法人)なのかは不明ですが、オークション会場へと持ち込まれたアルファードだけでなく、この積車はトヨタディーラーにて準備されたものなのかも色々と気になるところ(個人的な推測では、業者に納車 → 業者が準備した積車で持ち込み?)。

納期優先で敢えて装備内容は最小限に?

そしてもう一つが、メーカーオプションの設定があまりにも少ないということ。

PRポイントにも記載されている通り、メーカーオプションとして装着されているのは「プラチナホワイトパールのボディカラー」と、「ユニバーサルステップ(両側)」ぐらいで、それ以外の装備は基本的に標準装備。

特に北海道エリアでは、寒冷地仕様が標準装備になるので、新車での乗り出し価格は最小限に抑えられているのではないかと推測。

おそらくは、長納期の対象となり得るオプションを可能な限り無くすことで、納期を大幅に短縮させた?という見方もできますが、出品取り消し前にもう一つ気になっていたのが車台番号。

2ページ目:車台番号が若すぎることから、もしかすると元々はディーラーのデモカー(試乗車・展示車)だった可能性も?