遂に出てしまったか…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型40系アルファードが早くも競売に出品!世界最速での出品で落札価格1,000万円超えは確実か?
ようやくユーザー向けの納車が始まったなかで、いきなりの初オークション出品とは…
2023年6月21日に発表・発売されたばかりとなる、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型アルファード(Toyota New ALPHARD, 40系)/新型ヴェルファイア(New VELLFIRE)。
販売店によって販売条件や方針は様々ですが、一部のトヨタディーラーでは「新車登録後1年以内は輸出・転売禁止」「輸出・転売であることが発覚した場合、今後トヨタの販売チャネルとの取引を禁止(出禁)する」などが記載された誓約書にサインを求められるところもあります。
トヨタとしても、今回の新型アルファード/ヴェルファイアの輸出・転売防止にはかなり力を入れているかと思いますが、発売から1か月経たずに早くもオークションに出品されることが明らかとなりました。
メーカーの休みを狙った?3連休初日にUSS札幌に登場した新型アルファード
今回、業者向けとなる北海道・札幌USSオークションに出品されるのが、新型アルファード・ガソリンZ。
メーカー休みとなる3連休の初日を狙ってきたのかは不明ですが、車両登録月は2023年7月なので、おそらく納車されて運転することなく即オークション行きとなった一台だと予想。
あとは、個人ユーザー向けに納車されたものなのか、法人ユーザーに納車されたものなのか、はたまた業販に売られたものなのかは不明。
札幌USSオークションに出品される新型アルファードの基本情報をチェックしていこう
基本的な車両情報は以下の通りですが、まだ納車されたての個体で全く公道を走らせていないからか、評価点はもちろん「S」。
ボディカラー:プラチナホワイトパールマイカ
内装カラー:ブラック(合成皮革+ファブリックのコンビシート)
走行距離:3km
備考:14インチディスプレイオーディオPLUS搭載、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過表示機能付き)、ブラインドスポットモニター[BSM]、寒冷地仕様
[メーカーオプション]
・プラチナホワイトパールマイカ:+33,000円
・ユニバーサルステップ(スライドドア左右/メッキ加飾付き):66,000円
・デジタルインナーミラー:44,000円
・寒冷地仕様:31,900円
・カラーヘッドアップディスプレイ:55,000円
・トヨタチームメイト・アドバンスドパーク+パーキングサポートブレーキ(周囲静止物):95,700円
こうした装備内容をみて見ると、長納期の要因の一つと噂されているムーンルーフは装着されておらず、納期優先で選ばれたオプションである可能性が高そうですね(ヘッドアップディスプレイも長納期の対象だったような気もしますが…)。
オプションや諸費用含めての新車乗り出し価格は、おそらく640万円程ではないかと予想しますが、オークションでの予想落札価格は、世界最速の初物であることを考えると、最低でも1,000万円以上での落札が予想されますし、更にプレミア価値が付いて1,500万円以上ということも考えられるかもしれませんね(レクサスLX600買えるやん…)。
走行距離僅か3kmの全く走られていない個体
それにしても…走行距離3kmというのはなかなかに驚きで、私もこれまで何台か新車納車されましたが、納車時の走行距離は5km~10kmぐらいがほとんど。
というのも、納車時にガス欠のままだとマズいので、販売店によって方針は異なると思いますが、概ね燃料タンク容量に対して1割~2割は給油した状態で納車しているとのことですが、おそらくこのアルファードはそういった給油すらも行わられていない可能性が高そうですね(要は無駄にエンジンを始動することも、走行距離を伸ばすこともしたくなかったのだと思われる)。
2ページ目:オークションに出品された新型アルファードは、すぐにメーカーのチェック→ディーラーに対してペナルティが科される恐れも?