新型カウンタックに続く衝撃!日本人オーナーに納車されたケーニグセグ・レゲーラが大手中古車サイトにて販売中!世界限定80台のみ、これ一体いくらになるんだ…
まさか世界限定80台のレゲーラがカーセンサーに出品されるとは…
前回、ランボルギーニが世界限定112台のみ販売した新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach, LPI 800-4)が、大手中古車サイト・カーセンサーにて約4.2億円で販売されたとして話題になりましたが、今回はそれに続くとんでもない個体がカーセンサーにて販売されています。
それがスウェーデンのエキゾチックカーメーカーでお馴染みとなるケーニグセグ新型レゲーラ(Koenigsegg New Regera)で、本モデルは世界限定80台のみ販売された超希少モデルとなります。
日本でも最低4台は納車されている内の一台になりますが、そもそもレゲーラはどのようなスペックを持ち、どれぐらいの金額にて販売されているのかチェックしていきましょう。
世界でも珍しいワインレッドカーボンのレゲーラ
こちらが今回、国内大手中古車サイト・カーセンサーにて販売されているケーニグセグ・レゲーラ。
年式としては2022年式で、車検有無が2025年6月なので、2022年6月に車両登録→日本人オーナーに納車(おそらく愛知県)されたもので、走行距離は僅か152kmと全く走られていない新車同等の一台。
販売元は、東京都千代田区を拠点とするBINGO SPORTS(ビンゴスポーツ)東京ショールームさん。
なぜケーニグセグはスーパーカーでもハイパーカーでもなく「メガカー」と呼ばれているの?
改めてレゲーラのエクステリアを見ていきましょう。
ランボルギーニやフェラーリ、マクラーレン、アストンマーティンとはまた異なる少量生産型のスーパーカーになるわけですが、ケーニグセグがスーパーカーやハイパーカーではなく、「メガカー」と呼ばれるのは、最大出力が1,360hp以上を発揮し、この出力値をワット値に換算すると1メガワットになることから「メガカー」と呼ばれています。
もちろん、ただ単にエンジンスペックが高いだけが特長ではなく、ケーニグセグ独自のノウハウを持つことで自社開発&自社生産にて取り組んでいることもポイント。
ケーニグセグCEOは日本製スポーツカーを愛する人物としても有名
そして何よりも、ケーニグセグCEOであるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏が日本製スポーツカーをこよなく愛する人物であることも有名で、同氏が初めて乗ったスポーツカーはマツダ・ロードスター(Mazda NA Roadster)であり、更に先代アゲーラ(Agera)では、マツダRX-7(FD3S)のリフレクター(反射板)を流用するなど、マツダのDNAを自社製品を取り込むほどに日本車を愛する人物でもあります。
カーボンホイールと金箔を組み合わせた芸術品
こちらはサイドビュー。
ボディカラーは世界でもかなり珍しいワインレッドカーボンで、このボディカラーに設定するだけでも数千万円規模のオプションになるとか…
そして足元にはY字型3スポークタイプのカーボンホイールを装着し、ゴールドアクセントに仕上げているとのことですが、カーセンサーの基本仕様に「金箔」の記載があることから、おそらくカーボンの側面に金箔を使用しているものと予想されます。
ボディサイズは、全長4,560mm×全幅2,050mm×全高1,110mm、ホイールベース2,662mmとワイド&ロースタイル。
ケーニグセグのドア開閉の名称は異常に長い
こちらはリヤクォータービュー。
ケーニグセグのドア開閉機構ですが、一旦ドアが外側に開いた後、そのままドアが前方に向かって90度回転する不思議な構造となっていますが(おまけにマクラーレンなどのディヘドラルドア並みに幅を有する)、実はこのドア開閉の名称が長いこと…。
正式名称は「ディヘドラル・シンクロ・へリックス・アクチュエーション・ドア」と非常に長く噛みやすいため、別名「ラプター・ドア」と呼ばれることが多いようです。
エンジンはリヤミドシップに搭載され、その周りのカバーなどももちろんフルカーボン仕様。