トヨタ新型ヴォクシーが納車されて1年5か月が経過!この車は優秀で人気だからこその欠点も?便利な初物が多いからこそ不具合・リコールも多い?

新型ノア/ヴォクシーは乗れば乗るほどにその良さがわかってくる

2022年3月に私に納車されて1年5か月が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z・3列7人乗り[2WD]。

国産ミドルサイズミニバン御三家では、2022年に90系ノア(New Noah)/ヴォクシーとして一番初めにフルモデルチェンジ版として発売されましたが、その後の新車販売・登録台数で常に御三家ではトップを独走してきました。

実際に私も、近場乗りや街乗り、中~長距離移動用としても重宝していて、家族からの評価も高い一台だと実感。

そんな完成度高めのヴォクシーを所有して1年5か月経過してのレポートに加え、高い魅力と人気を得るからこそ「欠点」と感じたポイントも見ていきましょう。


納車当初は不満に思っていた点も、ミニバン御三家を全て所有したことで評価が変わったことも

まずは新型ヴォクシーを1年5か月所有してみて「良かった」と感じるポイントをいくつか見ていきましょう。

一番初めに納車された際は、段差や道路と道路のつなぎ目を通過した際の突き上げ、更には3列目の跳ね上げ式格納方法など、諸々不満に感じていた部分も、その後に納車されたホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)や日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)が納車されたことで「やっぱり良かった」と感じたり。

特に3列目に関しては、使い勝手の良さではホンダ・ステップワゴンがダントツではあるものの、ノア/ヴォクシーのアタッチメント方式の跳ね上げは画期的だと思いますし、何よりも座面の厚みを薄くすることで、跳ね上げしても2列目シートを前後に大きくスライド可能で、更に大きくリクライニングできるのも魅力的だと感じました。

この点は、以下の動画でも比較インプレッション用として公開中ですので、参考にして頂けましたら幸いです。

新型ヴォクシー、新型ステップワゴン、新型セレナのミニバン御三家を徹底比較!第1弾は3列目シートの特徴をレビュー!【SERENA】C28【NEW VOXY】【NEW STEPWGN】

先進装備の充実度はミニバン御三家でも圧倒的

続いては先進装備について。

グレードによりけりではありますが、上級グレードでヘッドアップディスプレイ(HUD)や自動車駐車システムのトヨタチームメイト・アドバンスドパーク、渋滞時支援システム付のアドバンスドドライブ、アダプティブクルーズコントロールの一般道版として新しく追加されたプロアクティブドライブアシスト[PDA]など、自動車メーカーでは圧倒的なスピードと技術力の高さで先進技術を進化させていますし、何よりもミドルサイズミニバンで採用してきたのも驚き。

国内需要の高さを鑑みての装備の充実化を図ってきたトヨタですが、これだけの充実した機能を、車両本体価格+メーカーオプション+ディーラーオプション+諸費用分含めて約500万円で堪能できるのは、ある意味お得にも感じますし「やっぱりトヨタのミニバンって凄いな…」と3台のミドルサイズミニバンを同時所有してきたからこそ感じるポイントでもありました。

新型ヴォクシー、新型ステップワゴン、新型セレナのミニバン御三家を徹底比較!第5弾は運転支援系を比べてみた【SERENA】C28【NEW VOXY】【NEW STEPWGN】

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