遂に来た!メルセデスベンツ公式が新型リトルGクラスの存在をサプライズ発表!新型CLAクラス・コンセプトは想像以上にキュートだった件

(続き)ユニークで愛嬌のあるメルセデスベンツ新型CLAクラス・コンセプトが世界初公開!

続いて、メルセデスベンツが後輪駆動[RWD]をベースとするコンパクトなメルセデス・モジュラー・アーキテクチャ(MMA)を搭載する最初のコンセプトカーを世界初公開しました。

そのモデルというのが、新型CLAクラス・コンセプト(Mercedes-Benz New CLA-Class Concept)。

ドイツ・ミュンヘンにて開催されたIAA 2023にて、メルセデスベンツが公開したのは、同社の全く新しい電動ファーストなコンパクトカープラットフォームであり、滑らかなスタイリングとSDGsに準じたインテリア素材、そして航続可能距離は750kmと実用性にも適したピュアEVモデルとなります。

パワートレインやバッテリーの詳細は不明な部分も多いですが、電気モーターとダッシュボードにまたがるスーパースクリーン・インフォテインメント・システムの両方については、ビジョンEQXXコンセプトからインスピレーションを得ているとのこと。

先進的でありながらもクリーンな内外装を実現しているとのことですが、量産モデルではどこまでトーンダウンするのか、どこまでコンセプトモデルのデザインを維持できるのかが気になる所。


メルセデスの新たな挑戦にも思えるCLAクラス・コンセプト

改めてCLAクラス・コンセプトを見ていきましょう。

2014年モデルの登場以来、4ドアクーペ風のセダンとしてラインナップされたCLAクラスですが、このモデルよりも更なる変化を加えるため、「よりスポーティなプロポーションを実現するために、より長いボンネットとより短いリアデッキで外観を微調整し、輝くようなザクロレッドのペイントコートによって強化した」とのこと。

従来のCLAクラスと差別化しているポイントとしては、AMG SLクラスやAMG GTといったスポーツカーのボトムフィード形状を取り入れることにより、より大胆なグリルデザインを実現。

ボディ同色のグリルパネルからは、立体的に光り輝く星々が浮かび上がり、間近で見るとジュエリーのような外観に仕上がっていますし、フロントヘッドライトにはメルセデスのロゴが入っているのもユニークです。

もちろん、フロントだけでなくリヤテールランプにもメルセデスのロゴを設定するなど、ユニークでありながらもキュートな一面も見せるCLAクラス・コンセプト。

インテリアにはコーヒー豆の殻や再生紙をリサイクル

改めてインテリアも見ていきましょう。

SDGsに準じた素材や、ハイテク・スーパースクリーン・ディスプレイなど、ヴィジョンEQXXコンセプトから多くの要素が取り入れられ、シルバーとホワイトのシートは、飲料業界で副産物として使用されなかったコーヒーの殻をベースにナッパレザーに仕上げられているのもポイント。

きらめく紫色のアクセント生地は、リサイクルされたPETプラスチックで作られていて、ドアポケットの内側には、研究室で栽培されたシルクの細片が使用されています。

あとフロアマットは竹で作られ、サテンシルバーのドアプルとアームレストトリムは、実際にはリサイクル可能な紙で作られているとのこと。

楽しいスタイリング要素には、クラシックなベンツの月桂冠が含まれており、大型化されシートに刺繍が追加されるなど、細部に渡っての拘りが素晴らしいですね。

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Reference:motor1.com①