ホンダ新型シビックタイプR(FL5)で往復500km以上の旅!走りの満足度は高いが、ナビの不満は相変わらず多い…ほぼ高速道路走行で燃費は「15km/L」

ようやく実現できた新型シビックタイプR(FL5)での往復500km以上の旅

2022年10月に私に納車されて、もうすぐ11か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

今回は、納車後初めてとなる往復500km超えのロングドライブとなるわけですが、80%以上が高速道路メインとなるため、おそらく途中給油することなく往復できそうな予感はあるものの、果たして無事帰れるのでしょうか?

そして今回、高速道路をメインで活用した際に感じた不満ポイントもいくつかありましたので、こちらも併せてインプレッションできればと思います。


往路 約260kmの区間実燃費をチェックしていこう

まずは、往路区間 約260kmの実燃費をチェックしていきましょう。

[往路①]・・・下道 約20km → 高速道路 約83km
走行距離:103.8km
平均燃費:15.1km/L
ガソリン消費量:6.9L
走行時間:102分

[往路②]・・・オール高速道路
走行距離:131.7km
平均燃費:16.9km/L
ガソリン消費量:7.8L
走行時間:7.8分

[往路③]・・・高速道路 約10km → 下道 約5.7km
走行距離:15.7km
平均燃費:12.7km/L
ガソリン消費量:1.2L
走行時間:25分

[往路④]・・・オール下道(ワインディング)
走行距離:4.8km
平均燃費:5.2km/L
ガソリン消費量:0.9L
走行時間:17分

[往路⑤]・・・オール下道(ワインディング)
走行距離:4.4km
平均燃費:6.9km/L
ガソリン消費量:0.6L
走行時間:8分


[往路①~⑤]
走行距離:260.4km
平均燃費:15.0km/L
ガソリン消費量:17.4L
走行時間:267分

往路区間は以上の通りとなります。

乗員4名で、道中はエアコンフルオート稼働でこの燃費は優秀

約80%以上が高速道路となりますが、それ以外では傾斜のキツイワインディングを走行した関係で5.2km/L~6.9km/Lの燃費となっていますが、それでも約260km走らせての区間平均燃費は15.0km/Lとかなり優秀。

乗員4名(大人2名+子供2名)で、道中はエアコンフルート稼働でしたから、個人的には十分すぎる内容だと考えています。

高速道路でのアダプティブクルーズコントロール[ACC]は課題多めだが…?

高速道路では、トンネル以外では燃費走行に徹していたこともあり、アダプティブクルーズコントロール[ACC]で90km/h~100km/hで走らせることが多かったのですが、ホンダのACCの課題は多いように感じられました。

ATモデルやCVTモデルとは異なり、6速MTの場合だとシフトポジションが固定された状態でクルージング走行するため、下り坂や前方車両との車間距離が近くなったときの減速は、エンブレを活用しながらもブレーキランプを点灯させながらのフットブレーキが多め。

6速MT+ACCの組合せは、どうしても限界がある

フットブレーキが多い理由としては、自動的なシフトダウンが無いために、どうしてもエンブレの強さにも限界がありますから、あくまでもロングドライブ時のサポートということが前提。

そもそも6速MTでACC機能が搭載されていること自体が贅沢なことだと、今回のロングドライブで改めて実感したわけですが、ドライビングサポートが搭載(標準装備)されることで、更に高い精度を求めてしまったり、不満が漏れてしまうのも良くも悪くも人間の性(さが)なのかもしれません。

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