情報量が多い…22歳の男がランボルギーニを盗むため、近くのトヨタディーラーで新型クラウンクロスオーバーを盗み暴走→過去何度も窃盗事件で逮捕されているとの情報も

国内外問わず、自動車の盗難被害は後を絶たない

国内外で頻繁的に発生している自動車の盗難被害。

特に日本国内だと、トヨタ・ランドクルーザー(Toyota Land Cruiser)シリーズ/アルファード(ALPHARD)/プリウス(Prius)やレクサスLXなどが筆頭に挙げられ、一般社団法人日本損害保険協会(SONPO)が公開した、通算24回目となる自動車盗難事故実態調査においても、これらの車種は常にワースト上位に挙がっています。

こうした自動車盗難被害が多い世の中、アメリカ・ビバリーヒルズでも、トヨタディーラーの試乗車でもある新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)が盗まれ、その車でランボルギーニを盗もうとする青年が逮捕されるという事件が発生しました。


「高級車やスーパーカーに乗りたかった」という理由でディーラーに侵入した22歳の男

こちらが今回、トヨタディーラーにて発生したという自動車盗難被害の現場。

事件は2023年9月14日(木)23時半ごろに発生し、22歳の男がアメリカ・ロサンゼルスのハリウッド大通り6,000ブロックにあるトヨタ・オブ・ハリウッドと呼ばれるトヨタディーラーに侵入。

ガラスを割る音などが街中に響き渡り、不審に思った地元人がすぐに警察に通報したとのこと。

数十分後、警察やマスコミなども集まり、トヨタディーラーに侵入するドレッドヘアーの男を確認。

どうやら店内にあるスマートキーをチェックし、試乗車を盗むのだと思われますが、なぜここまでわかりやすく、かつ大胆な犯行に及んだのかは不明。

ただ一つ言えるのは、どうやらこの男(22歳)は過去にも窃盗を繰り返しては逮捕されているそうで、その理由が「高級車・スーパーカーに乗りたかったから」とのこと。

犯人が盗んだのは新型クラウンクロスオーバー

犯人が盗んだのはトヨタ新型クラウンクロスオーバー(Toyota New Crown Crossover)。

実はこの犯人、クラウンを盗むだけでなく、本当の目的は別のディーラーに向かうため。

つまり移動用並びに身代わりとしてディーラー車のクラウンを盗んだわけですが、彼は一体どこに向かおうとしているのでしょうか?

男がクラウンに乗り込もうとするときには、既にディーラー外には多数の警察官やパトカーが待機。

しかし犯人は、そんなこと気にすることもなく、運転も慣れていないからなのか、周りの試乗車にぶつかりながら出口に向かいます。

何の躊躇もなく入口の柵を破壊する犯人。

普段からこのようなことに慣れているのか不明ですが、驚くことにクラウンのフロントバンパーは大きく凹むことなく、ほぼそのままの形をキープしています。

決して無謀に飛ばすこともなく、ゆったりした速度で”ある目的地”へと向かう犯人。

2ページ目:犯人が向かったのは”あの”スーパーカーディーラーだった!