えっ?トヨタ公式がフルモデルチェンジ版・新型カムリを完全リーク?→問題の動画は即削除→アーティストの非公式レンダリングを転載していたことが発覚
C-HR同様、日本市場向けの販売終了が決まっているモデルなだけに、今後の動きが気になる新型カムリ
以前、フルモデルチェンジ版・トヨタ新型カムリ(Toyota New Camry)と思われる開発車両が初スパイショットされましたが、今回トヨタ公式が新たなストップモーション動画を公開し、新型カムリと思わしき画像をリークさせた?として話題になっています。
問題の動画は既に非公開・削除されているため視聴することはできませんが、既に大手海外カーメディアでは、リークされた?と思わしき画像をスクリーンショットにてまとめて掲載しています。
既に非公開ではあるものの、次期カムリと思わしき画像が公開されたのはトヨタUSAの公式YouTubeチャンネルの最新動画とのことで、どうやら車を現金一括での購入やローン、リースで契約した場合のメリット・デメリットを説明した動画のワンシーンに登場したそうです。
これがトヨタUSA公式YouTubeチャンネルよりリークされた新型カムリ?
こちらが今回、トヨタUSAの公式YouTubeチャンネルにて公開された話題の1シーン。
動画開始から49秒経過したところで、「THE AMAZING TOYOTA」という架空の絵本が登場するのですが、そこには今までに見たことの無いようなモデルが登場。
トヨタの新デザイン言語であるハンマーヘッドを採用しつつ、フロントマスクは新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)やクラウンスポーツ(New Crown Sport)、プリウス(New Prius)でもない新たな顔つき。
ボディスタイルは4ドアセダンであることが明確ですが、見るからに次期カムリの可能性が高そうですね。
どうやら公式画像のリークではなく、アーティストが作成した非公式レンダリングを転載したようだ
トヨタもこんな分かりやすいミスというか…あれだけ情報漏洩に厳しいにも関わらず、ローンやリースの支払いに関する動画でこのような画像を公開するのはある意味珍事。
なお海外カーメディアCARBUZZが、トヨタUSAの広報部に確認をとったところ、どうやら「トヨタファイナンスサービスのベンダーの一つが作成したもので、制作プロセス中にプレースホルダーとして使用されるデジタルアーティストのカムリのレンダリングを誤って使用した」との回答が得られたそうです。
つまり、トヨタUSAが誤って公式画像を公開したのではなく、トヨタファイナンスサービスが意図しない形で、アーティストのレンダリングを動画用に使用したとのことですが、一方でCARBUZZが疑問に思ったのは、このレンダリング画像は「アーティストから事前に許可を得て掲載したものなのか、それとも無断にて転載したものなのか?」ということ。
トヨタ公式は、なぜかこの動画をすぐに削除した模様
これについては、未だトヨタUSAから回答は無いものの、新型カムリのリーク以前に別の問題として取り上げられそうなところ。
もちろん、今回話題となった動画はすぐに削除・非公開となりましたが、仮にTheottle氏から事前に許可を得て掲載していた動画であれば特に削除する必要性は無いかと思いますが、早期的に削除したということであれば、ちょっと疑わしい部分はあるのかもしれませんね。