【価格は1,500万円と強気!】レクサスがサプライズで日本抽選限定50台のみとなるRC Fの特別仕様車”エンスージアスト”と”エモーショナルツーリング”を発表!但し残念なポイントも

LC500の特別仕様車エッジ(EDGE)の価格帯も強きだったが、RC Fの特別仕様車も中々に強気だった

2023年6月に、一部改良版となるレクサス新型LC500/LC500h/LC500コンバーチブルが発表・発売され、併せて抽選限定60台のみとなる特別仕様車LC500エッジ(EDGE)が17,600,000円(税込み)で発売されました。

LC500の特別仕様車も中々に強気な価格設定でしたが、2023年10月5日、今度は2ドアスポーツクーペでお馴染みとなるRC Fをベースにした特別仕様車が抽選限定50台のみ販売されるそうで、その価格帯もかなり強気な設定となっています。

今回レクサスが新たに販売するのは、RC F Performance Packageをベースにした2タイプの特別仕様車Enthusiast(エンスージアスト)と、Emotional Touring(エモーショナル・ツーリング)となっています。


2種類の特別仕様車の販売台数は、それぞれ僅か25台のみ

こちらが今回、レクサスが新しく発表したRC F Performance Packageをベースとした特別仕様車Emotional Touring。

ボディカラーは、RC F SPORTより新しく設定されたチタニウムカーバイドグレー。

先程にもある通り、今回の特別仕様車は2種類設定され、それぞれの販売台数は僅か25台のみとなっています。

なお抽選の申し込みに関しては、全国のレクサスディーラーにて直接申し込みするタイプで、インターネットでの申し込みは一切受け付けていないとのこと。

ちなみに抽選申込期間としては、2023年10月5日(木)~10月18日(水)の約2週間ほどで、当選者については2023年10月20日(金)以降に順次連絡 → 商談が開始するそうです。

そもそも今回の特別仕様車は、Performance Packageと何が異なる?

2タイプあわせて抽選限定50台のみの特別仕様車でありながらも、このあとにご紹介する車両本体価格もかなり強気な設定になっていることを考えると、Performance Packageから「そもそも何が違うのか?」が気になる所だと思います。

今回の特別仕様車では、Fモデルの「公道からサーキットまでシームレスに楽しめる走り」をさらに追求するために、RC F Performance Packageをベースに、高精度チューニングエンジン・リヤディファレンシャルを採用しているとのこと。

具体的に見ていくと、高精度チューニングエンジンは、ムービングパーツの緻密な質量合せなどにより、回転バランスを最適化しフリクションを低減。

そして、RC Fに搭載される排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンの伸び感に磨きをかけ、滑らかな回転フィールとエモーショナルなエンジンサウンドを実現しています。

高精度チューニングリヤディファレンシャルは、熟練の技術者がバックラッシュ(ディファレンシャルギア内のピニオンギヤとリングギヤとのすき間・遊び)の調整を手作業で実施することで、加減速の応答性を向上するとともに、上質なドライビングフィールを提供しているとのこと。

Emotional Touringはボディカラー1色のみ、Enthusiastは4色をラインナップ

そして、今回の特別仕様車で「思い切った設定にしてきたなぁ」と感じたのがボディカラー。

軽快さとモダンさを兼ね備えたプレミアムスポーツの表現を目指すため、“Emotional Touring”では限定色のチタニウムカーバイドグレーの1色のみを設定。

一方で“Enthusiast”は、ベースモデルに設定のホワイトノ-ヴァガラスフレークとソニッククロム、グラファイトブラックガラスフレークに加えて、限定色チタニウムカーバイドグレーを新規に設定しています。

まさかEmotional Touringだけ、チタニウムカーバイドグレーのみの設定になるとは予想外でしたが、画像だとチタニウムカーバイドグレーのイメージがし辛いと思うので…

実際に実車として拝見したRC300h F SPORTのチタニウムカーバイドグレーがこんな感じ。

あとは、私が所有する新型IS500 F SPORT Performanceのチタニウムカーバイドグレーがこんな感じ。

光の加減で大きく印象が異なるソリッドカラーなので、個人的にも結構気に入っています。

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