(2024年)マイナーチェンジ版・日産の新型ローグ(日本名:エクストレイルT33)が世界初公開!リーク通り「新型セレナ(C28)顔」で、内装は日本仕様に近くなったようだ

日産USAも焦ったのか、エクステリアがリークされた2日後に公式発表

2023年10月16日、アメリカ市場向けとして販売されている日産ローグ(Nissan New Rogue)が、3代目としてフルモデルチェンジして以降”初めて”のマイナーチェンジ版として発表されました。

前回のブログでもお伝えした通り、日本市場にて販売されているフルモデルチェンジ版・新型セレナ(New Serena, C28)顔に刷新されたエクステリアデザインが、様々なウェブサイトにてリークされ話題となりましたが、案の定すぐに日産公式が内外装デザインを公開してきましたね。

早速、どのような内外装に仕上げられたのかチェックしていきましょう。


フロントマスクは賛否分かれそうな新型セレナ(C28)顔に

こちらが今回、世界初公開されたマイナーチェンジ版・新型ローグのエクステリア。

これまでは、グロスブラックによるアクセントが際立っていたVモーショングリルと、水平基調のドット柄を配したグリルパターンが印象的な顔つきでしたが、遂にセレナ(C28)やルークス(New ROOX)、そしてデイズ(Dayz)のように、新世代デジタルVモーショングリルが採用されることになりました。

今後の日産は、水平基調のメッキ調加飾付きとなるグリルパターンに加え、グリルフレームを無くしたシームレスなデザイン言語を採用していくものと予想され、2023年11月以降に発表予定となっているマイナーチェンジ版・新型ノート(New Note, E13)も、いわゆる「セレナ顔」に刷新される予定です。

ヘッドライト意匠は特に変更は無さそうだが、エアインテークは僅かに変更

改めてマイナーチェンジ版・新型ローグを見ていくと、アメリカ市場向けのデザインとはいえ、何れは日本市場向けの新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail e-POWER, T33)も同様のマイナーチェンジが施される可能性が高そうですが、これはこれでちょっと好みが分かれそうなデザイン。

ヘッドライト意匠は特に大きな変更もなく、釣り目タイプのLEDポジションランプ+LEDウィンカーと、水平基調のLEDヘッドライトはそれぞれ独立したままですが、ヘッドライトの両端に設けられたデルタ形状のエアインテークが、マイナーチェンジ前の縦基調から僅かに変更されているのもポイント。

ちなみにこちらが、日本市場向けのエクストレイル(T33)。

こうして見比べてみると、ブラックテイストの水平基調ドット柄グリルや、グロスブラックによるアクセントで上手く縁取りされたVモーショングリルの完成度も中々に良き。

細部で見ていくと、フロントロアバンパーも変更されていて、シルバー加飾とブラックアクセントで縁取りされたロアグリルに対し、新型ローグは全体的にブラックでまとめられているのが確認できます。

19インチアルミホイールはマルチスポークで豪華に

こちらはローグのサイドビュー。

本モデルでは、中間グレードに18インチタイヤアルミホイールが装着され、その上のグレードとなるPlatinumでは19インチタイヤアルミホイールが装着されるのですが、今回19インチアルミホイール意匠が刷新され、マルチスポークタイプのグロスブラック+切削光輝仕上げでラグジュアリー風にアップデート。

フェンダーモールもグロスブラックにアップデートされたのは意外だったな…

一気に足もとがオシャレに仕上がった19インチタイヤアルミホイールですが、その一方でちょっと意外だったのが、フロント・リヤフェンダーモールが無塗装ブラックの樹脂ではなく、グロスブラックにアップデートされて都会派チックなSUVに変化したこと。

これまでオフロード/アウトドア志向の強かったローグですが、今回のマイナーチェンジで基本コンセプトも大きく変えてきたように感じられます。

リヤエンドは特に変更無し…ボディカラーに新たな2トーンカラーを設定

こちらはリヤエンド。

特に大きな変更は無く、リヤテールランプは従来通りブーメランタイプのLED意匠が採用されたままで、リヤウィンカーは非LEDの豆球を継続しています。

続いてボディカラーですが、今回のマイナーチェンジでブラックルーフアクセント付きとなる2トーンが追加されるそうです。

◇ディープオーシャンブルーパール×ブラックルーフ2トーン

◇バハストーム×ブラックルーフ2トーン

◇エベレストホワイトパール×ブラックルーフ2トーン

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