一体いくらになるんだ…時価70億円以上の価値を持つフェラーリ250GTOが競売に登場!超希少なマットグリーンのランボルギーニ新型アヴェンタドールウルティメも

(続き)世界限定350台のみ販売されたランボルギーニ・アヴェンタドール・ウルティメの中でも、更に希少なマットグリーン

続いて、ランボルギーニが世界限定350台のみ販売した「最後のアヴェンタドールシリーズ」となる新型アヴェンタドールLP780-4ウルティメクーペ(Lamborghini Aventador LP7804 Ultimae Coupe)が、競売に出品されることが明らかとなりました。

今回出品される個体は、ウルティメシリーズのなかでもかなり希少なマットグリーンペイントに仕上げられ、過去にランボルギーニが世界限定250台のみ販売したウラカン・アヴィオ(Huracan Avio)を彷彿とさせるような戦闘機ルックなエクステリアに仕上げられています。


マットグリーンやマットブラック、カーボンブラックなど個性的で複雑な仕様に

こちらが、2023年11月9日~11日までアメリカ・ラスベガスにて開催されるMecumオークションにて出品されるアヴェンタドールLP780-4ウルティメクーペ。

前述にもある通り、クーペは世界限定350台のみ、オープントップのロードスターは250台のみの販売で即完売となりました。

今回出品されるアヴェンタドール・ウルティメですが、ボディカラーは軍用ジェット機をイメージしたマットグリーンに塗装され、フロントバンパーやロッカーパネル、リアディフューザーブラックのアクセントパーツは全て、マットブラックに仕上げるなど、従来の純正アヴェンタドールではあまり見られない仕様。

本モデルでは、フロントスプリッターやサイドスカート、リアディフューザー全体にカーボンファイバーが使用されており、足もとにはブロンズカラーのブレーキキャリパーをインストールしていて、ホイールは意外にもグロスブラックに仕上げられた前後異径の鍛造ホイールを装着しています。

真後ろから見てみるとこんな感じ。

ブラックにまとめられたアグレッシブなリヤディフューザーと、センター中央寄りの2本出しマフラーは、アヴェンタドールSVJより受け継がれたレイアウト。

リヤウィングレスでシンプルながらも、個人的にはリヤディフューザーの主張が更に強くなって好み。

内装は意外にもシンプルなブラック

続いてインテリアも見ていきましょう。

手入れの難しいマットなボディカラーとは異なり、内装は比較的シンプルにまとまっていますね。

ダッシュボードやサイドシルには、ブロンズのカラードステッチが縫合され、シート含めた表皮はブラックのアルカンターラでまとめられています。

更にシートには、白いコントラストのパイピングとステッチが組み込まれており、更にアヴェンタドールではよく見られた、グロスカーボンファイバーのオーナメントパネルを装備しています。

パワートレインは、排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780psを発揮、駆動方式は四輪駆動[4WD]のみ、走行距離は僅か156kmしか走られていません。

やはり予想落札価格は日本円で1億円超え?

最後に気になる本モデルの予想落札価格ですが、入札スタートが約500,000ドル(日本円に換算して約7,500万円)で、過去には800,000ドル(日本円に換算して約1.2億円)にて落札された例を考えると、もしかすると1億円は超えてくるかもしれませんね。

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Reference:RMSotheby’s, MecumAuction