一体いくらするんだ…日本人オーナーにも納車されているランボルギーニ新型カウンタックLPI 800-4が競売に出品!納車されて僅か1年足らずでの転売か
世界限定僅か112台のみ、オーストラリア向けには僅か2台しか販売されなかった幻の1台が早くもオークションに登場
ランボルギーニが世界限定112台のみ生産・販売した新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach LPI 800-4, クンタッチ)。
日本人オーナーにも複数台販売・納車されており、以前大手中古車サイト・カーセンサーにも出品され、その中古車販売価格は約4.2億円にて販売され大きな話題となりました。
そんな希少なカウンタックですが、オーストラリア向けには僅か2台しか割り振られず、しかもその内の1台が早くも競売に出品されています。
ボディカラーは超希少で特殊な「ヴェルデ・アベテ」
こちらが今回、オーストラリアの競売にて出品される新型カウンタックLPI 800-4。
実はこのボディカラーの個体、2022年10月にカナダ在住のオーナーにも納車されたことをお伝えしましたが、そのオーナーのものとは全くの別で、どうやら同じカラーに仕上げられた個体が世界に2台存在しているようです(当ブログでも、ヴェルデ・アベデのカウンタックは紹介済)。
そもそもヴェルデ・アベテってどういう意味?
ボディカラーは、ランボルギーニのカラーラインナップの中でも極めて珍しいヴェルデ・アベテ(Verde Abete)と呼ばれるもので、ヴェルデはイタリア語で「緑/グリーン(Green)」を意味します。
そしてアベテは、イタリア語で「和らげる、弱める、廃除する」を意味しますが、それ以外にも「樅(モミ)」という意味があることから、おそらく自然豊かでナチュラルな緑を意味するためのボディカラーだと予想され、その色合いも確かにナチュラルで柔らかい印象があります。
ヴェルデ・アベテに塗装された新型カウンタックLPI 800-4で世界で2台のみ
グリーン系のカウンタックと聞くと、シンプルな濃いめのグリーン(ヴェルデ・マンティス)や明るめのライトグリーン(ヴェルデ・イサカ)のどちらかになりますが、ここまで上品でメタリック感強めにまとめられたグリーンは初めてかもしれません。
なお出品元の情報によると、世界限定112台のみ生産された新型カウンタックLPI 800-4で「ヴェルデ・アベテ」に塗装された個体は僅か2台のみで、更に足元のブロンズカラーにペイントされた鍛造ホイールや、渋め且つレトロなタンカラーにまとめられた本革シートにまとめられた組合せは、今までのV12モデルの中でも極めて珍しいそうです。
こちらがマットブロンズ仕上げとなるレトロチックな鍛造アルミホイール。
先代カウンタックのリボルバーデザインを現代的な解釈でオマージュ氏、ブレーキディスクはセラミックカーボン、そしてブレーキキャリパーはシンプルにブラックにてペイントされています。
まさかカナダ人オーナーに納車された仕様と非常に近しい個体が、今回オーストラリア人オーナーから出品され、しかもオーストラリアでの割り振りが僅か2台のみで、その内の1台がこんなにも早く登場するとは…果たしてどれほどの価格帯に落札されるのか注目です(おそらく納車されて1年も経過していないのではないかと予想)。