1985年式トヨタ・カローラにホンダS2000のエンジンをぶち込んだ改造モデルが競売に出品!マセラティMC20チェロに豪華なカーボンファイバキットを装着したカスタムモデルが登場

(続き)マセラティMC20を得意とするチューナーが、過激なカーボンボディキットを発表!

続いては、マセラティのオープンスポーツモデルMC20チェロをベースにした専用ボディキット装着モデルを見ていきましょう。

この専用ボディキットを開発・販売しているのは、アメリカ・ニューヨークを拠点とするチューナーの7デザインハウス(7 Design House)で、単純にカーボンファイバ製のボディキットを装着するだけでなく、機能性も備えているところがポイント。

具体的には、空力特性が従来モデルに比べて+123%(?!)も向上しているとのことで、MC20チェロのオリジナル言語を踏襲しながらも、アグレッシブさとエレガントさのバランスを上手く持ち合わせた専用キットとなるようです。


トップスピードに到達したときのダウンフォース量は360kg以上

ちなみにこのボディキットは、MC20チェロ・プリマセリエ(MC20 Cielo Primaserie)パッケージと呼ばれるそうで、全てカーボンファイバ製のフロントスプリッターとフードベントインサート、フロントカナード、サイドスカート、リアスポイラー、ディフューザーを装備。

このボディキットを装着していれば、(サーキット以外で発揮する場所は無いと思いますが…)160km/hの速度で90kg以上、258km/hで231kg以上、そして321km/hで360kg以上のダウンフォース量を発揮するとのことで、まさにサーキット走行に特化したスポーツモデルということに。

カーボンファイバキットには大きく3種類をラインナップ

なお、このカーボンファイバーキットには、鍛造/ツイル/着色の3つの形式があるそうで、今回公式で公開されているプリマセリは「着色」という形式。

具体的には、構造の完全性を最大限に高めるためにプリプレグされたブルーカーボンファイバーを採用していて、更にボディキットを装着する際のネガティブ要素となる「本体に穴を開ける作業」が一切ないため、純正パーツからそのままシンプルにリプレイスできるのも大きなポイント(ある意味リセールにも貢献している?)。

そして足元においては、サーキット専用モデルであるMC12コルサからインスピレーションを受けた20本のスポーク付きとなるOZ鍛造ホイールを装着。

この他にも、従来モデルに比べて車体重量は約7kg軽量化され、エンジン出力も+20hpアップするようチューニングも可能とのこと。

正式な価格帯については明かされていませんが、世界限定25セットのみの販売となるそうです。

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Reference:CARBUZZ➀