ビッグマイナーチェンジ版・レクサス新型UX300hが2023年11月に発表予定!新型LBXに相当する予防安全装備が採用される模様。なお現行UXは全て受注一旦停止で、UX200は受注終了

新型UX300hはビッグマイナーチェンジ相当の変化を遂げ、どうやらデザインも変更される可能性も!

2018年にレクサスのエントリーコンパクトクロスオーバーとしてラインナップされたUX。

ガソリンモデルのUX200や、ハイブリッドモデルのUX250hが登場し、その後レクサス初となるピュアEVモデルのUX300eが追加ラインナップされました。

これまで様々な一部改良が行われ、エクステリアデザインの変更はなく、予防安全装備Lexus Safety Senseのアップデートや、インフォテイメントシステムの変更などが行われてきたものの、いわゆるマイナーチェンジ級の変更は一度もありませんでした。

今回、2023年11月に新たなコンパクトSUV&ヒエラルキーを超える新型LBXが発表・発売される予定で、これに合わせて新型UX300hが追加ラインナップされる予定です。


ターゲットは新型LBX購入予定者?

まず一番気になるのは、なぜLBX発表・発売のタイミングでUX300hを追加設定するのか?ということ。

これにはいくつかの理由があるそうで、最初の1年間は新規顧客がLBXを購入できない可能性があるから。

LBXのプラットフォームやパワートレインは、トヨタ・ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)がベースになり、レクサス初となる排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドシステムを採用した”手ごろで小さな高級車”として販売されることになりますから、今まで以上にレクサスを身近に感じることのできる一台になると考えられます。

そのため、新規顧客が増えて受注が殺到 → 既存顧客の優位性が保たれなくなる → 販売点独自の販売方式(抽選という名の選別があれば、先着販売等も…) → 納車直後から希少性の高さから転売される → 結果的にレクサスオーナーは離れていく、といった流れは目に見えてわかるため、「転売されずに中長期的に所有するであろう既存オーナー」を優先的に販売する計画があるようで、そう考えると新規ユーザーが購入することは絶望的。

あとは、2023年末までに最初に生産される約1,000台分に関しては、メーカーが定めるグレードとオプション内容であれば早期納車が可能になるとのことで、さすがにこれに関しては既存オーナーであっても全国的に抽選での販売となりそう。

こうした販売前から様々な混乱が予想されることから、「せめてLBX相当の装備内容を持つコンパクトSUVがあれば…」という考えから、今回新たに新型UX300hが追加ラインナップされるのだと考えられます。

既存モデルをベースにした一台で、基本的には抽選での販売にはならず、新規顧客でも購入することが可能になるとは思いますが、LBXが購入できなかった層がどれだけ流れるかによって、UX300hの売れ行きも大きく左右されそう(あとはUX300hとLBXの価格差がどれだけなのかも気になる)。

なおUX300hは、その名称にある通り排気量2.0L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドをシステムを採用するため、UX250hよりも電気モーターでのアシスト力とシステム出力/システムトルクが向上するだけのようにも見えますが、今回はビッグマイナーチェンジ相当の変化になるとのことで、おそらくはフロント・リヤデザインも一部変更される可能性が高そうです。

2ページ目:新型UX300hのメーターも遂に12.3インチフル液晶採用?予防安全装備もLBX相当に!

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